排塵装置切磋琢磨

完成したばかりの「排塵装置」早速改造されてしまうのでしょうか?

目次

満足してたのに…早速改造?

吸い込み口の角度は研究の賜物

意外な破損で手間がかかった

吸引能力は軍事技術から?

夏の厄介者の侵入を防げ!

この成功が…新たなる境地に至らせる

満足してたのに…早速改造?


排塵装置を改造しました。

排塵装置は先日完成したばかりなのでは?とお思いの方もおられると思います、今回改良したのは本宅ではなく実家の方。

本宅で完成した排塵装置はなかなか快適に使えておりまして、今までは研磨して発生する粉塵をブラシアタッチメントを装着した掃除機で吸い取らせてたりしたのですが、やはりフッと息を吹きかけることで飛ばしてしまうのが手っ取り早くストレスフリーで使い良い、改めて排塵装置の重要性を再認識したのですね。

実家での杯塵装置は数年前に完成しておりました、しかし使い勝手がイマイチで使わずに放置されていたのです。本宅での本格運用で得られた情報を組み入れて改良することにしました。

吸い込み口の角度は研究の賜物


一番の改良点は吸い込み部分を上に移動し、下方へ45度の角度を持たせたこと。これによって一番厄介だった煙状の上に漂っていく微粒塵を吸い込んでくれます、またこの角度だとフッと吹き払う時にも無理なく吸い込んでくれるのです。この辺の角度の加減は本宅俳塵装置から学びました。そのノウハウを実家排塵装置にフィードバックさせます。

また実家排塵装置でのノウハウは本宅にフィードバック‥‥互いに切磋琢磨させ、より完璧な使い勝手も目指します。

意外な破損で手間がかかった


前回作ったベニヤ製ののダクトを切り詰めるところから始めます。ベニヤなので簡単に切り落とせるのですが、換気扇を取り付けたり、窓枠のパーツとを接合させるジョイント木枠の取り外しには手間がかかりましたね、木工用ボンドで結構しっかりくっつけていたものですから。

力まかせに叩いたりひっぱったりして余計なところまで損傷させてしまいました。剥がれたべニアは木工用ボンドで固定、紐で圧着させ修復しています。

吸引能力は軍事技術から?


新たな吸塵口に木枠、そして換気扇本体を取り付けます。

ここにフィルター付きのカバーを取り付けます

この換気扇も数年前に購入した時は3000円ほどでしたが、ほぼ同機種またはこれより小さいものがホームセンターで見てみると5000円はします、先物買いしといてよかった‥‥改めて物価上昇を実感させられますね、それとも値段相当の品質の良い換気扇だったりするのでしょうか?

換気扇にそんな良しあしがあるのか?‥‥思い出しました、三菱電機の換気扇は排出能力に優れているるそうですよ、軍事産業で培った技術を応用しているとか。太平洋戦争時の名機「ゼロ戦」のノウハウが換気扇に生かされているらしいのです。

効率よく飛ぶためプロペラの技術が、効率よく空気を排出する事に繋がっているのでしょうか?羽の角度とかに秘密があるのかな?

小型の換気扇ではありますが、それでも本宅では遮光の邪魔になり使えなかったのです、しかし本宅の直径10センチの物からするとはるかに大きい、これだけ大きいと塵を集中させるための半円ドームが要らないので助かりますね、ドーム無しでもガンガン排塵してくれます。

セッティング完了しました。研磨位置から少し遠くて高いのが難といえば難なのですが、足るを知る、多くは望まず工夫しながら使っていきますよ。

夏の厄介者の侵入を防げ!


今回新しく追加した仕様があります。この換気扇の付いた排塵ダクトを固定するための窓付けの木枠があるのですが、これが窓との間に隙間を生んでしまって、蚊が入ってきたりするんですよね(赤矢印部分)そこで木枠と窓の隙間を埋めるベニヤを取り付けてみます。

窓をはめ込むためのレールがあるのですが、これが意外に複雑な形をしているのです。そこで慎重にサイズを測った上、この形状を厚紙に書き込み切り取って‥‥

何度もあてがいシミュレーションした上でベニヤに写し取り切り出しました。

この成功が…新たなる境地に至らせる


おかげさまでピッタリとはまりました、蚊も侵入は不可能でしょう。今までの私に足りなかったのは、このひと手間だったのだと思い知らされました。先を急ぎこれをおこなわなかったため失敗のリスクも上がっていたのです。これからも厚紙で仮切り出し、何度もあてがって確認、の手順を習慣化したいもの。

在りもののベニヤでは長さが足りなかったので、途中相欠け継ぎを施したのですが、上下をピタリと合わせた上で接合したのが上手くいきました、一枚板だったら(自分の技術だと)こうは上手くいきますまい。何が幸いするか分かりませんね。

本宅の排塵装置の取り付け窓枠も同じような蚊侵入の問題が起こりえると思います、今度はこの実家で確立された技術が、本宅のにフィードバックされるはず。こうして状況の違う環境で二つの排塵装置は切磋琢磨し、新しい技術で互いを補い向上させていくでしょう。

本宅作業場排塵装置完成?

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プロフィール

中古民家住宅・新築住宅・中古物件の売却等一戸建て住宅の色々なシーンに携わってきた知識をアウトプットします、いわば「素人目線で一戸建て住宅を語るプロ?」

耐震補強工事においても詳しいです

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