新しい靴棚を作る事になりまして、椅子を兼ねて安らぎ空間を演出してみようと思い立ちました…が。
目次
・おしゃれに目覚めた娘のため靴棚を増築する
・板間に靴を置くことに抵抗があったが…
・前回の反省「通気」に気を使う
・片付けベタの死角「床置き」を回避したい
・オアシスは機能したか?

おしゃれに目覚めた娘のため靴棚を増築する
案の定といいますか、娘も成長するにつれ、おしゃれに目覚めました。
…おしゃれの基本は足元からなどと申しますが、やはり靴が目に見えて増えてきました。妻もそれなりに靴の保有数は多いので、今までの靴棚では靴が収納できなくなってきて、新しい靴棚の製作が急がれるようになってきたのです。
板間に靴を置くことに抵抗があったが…
ご覧の通り廊下の突き当りは何もないです。ここにあたらしい靴棚を作ろうかと(右横が前回作った靴棚です)

前回の靴棚は玄関の土間だったんですけど今回は廊下。土足になってしまうような気がして板間に靴を置くことはちょっと抵抗があったんですけど、靴が増え続ける状況では背に腹は代えられません。
ちょっとだけ抵抗感を薄くするために、別の機能を併用した靴棚を考案しました。それは古紙収納スペースと椅子を併せ持った家具にする事。
前回の反省「通気」に気を使う

組み立てを順に説明します。まずは底板を作ります、これで板間に直に靴を置く抵抗感は少し薄れました。

徐々に枠組みを作っていきます。

靴棚は3段、のちにこれでも少なくなってきました。

その上が古紙収納スペース、底板…といいますか靴棚との境は格子で区切られています、これは靴棚が密封空間にならないように工夫した結果です、それはその上…古紙収納スペースの蓋も同じく格子にして、収納した靴の湿気と臭気を逃すように設計しているんです。
片付けベタの死角「床置き」を回避したい
靴棚の上のここが古紙収納スペースになります。

恥ずかしながらウチは片付け下手ばかり揃っているので、古紙等リサイクルごみは床置きしていたのです。片付けのプロから言わせると床置きは収納としては御法度、また掃除の邪魔なので、これらを何とかしたいと常々思っていました。そこで靴箱+古紙収納スペース…おまけで椅子(ちょい掛け)みたいな家具を計画したのですね。

跳ね上げ式の蓋…先に可動部分を作ります。それに木枠を取り付け順に格子を取りつけていきました。


たとえば家族で外出の時、準備に時間のかかる家人を待つ間、ここに腰掛けて一服できる…なんて出来たら素敵だと思いませんか?
しかもこの格子蓋がいかにもちょい掛けのベンチっぽいでしょう?じっくり腰を据えるのではなく、ちょっと腰掛けるのに都合がいい様な…いわば日常生活におけるちょいとした「オアシス」そんな空間になるように心を込めて作りました。

オアシスは機能したか?
さて玄関に現れたオアシスともいうべきこの椅子、果たして十分に機能を果たしたのでしょうか?残念ながら靴の収納を優先してしまい、思いのほか高くなってしまったため、背の高い私以外はちょいと座るなどとは出来ないような位置になってしまいました。
しかも…これもあらかじめ予測されてはいたのですが、椅子としての機能が果たせなくなった座面には荷物が置かれる様になり、収納スペースの蓋も開くことがままならぬ状況となってしまったのです。

せめて靴収納のスペースが確保できたのが救い。この靴棚は旧宅と共に取り壊されてしまいましたが、意図した機能が発揮できなかった(…はっきり言って失敗)という事例として、記憶に残ってしましたね…
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