一年ぶり本格的窓掃除をしてみました。
目次
・二重生活のため一年ぶりに窓拭き
・昔は良かった…セミプロ窓拭きの日々
・オフィス窓拭きは制約が多かった
・制約なしが自宅窓拭きの強み
・秘密兵器はこれ!スクイージー
・初心者向けスクイージーマニュアル
二重生活のため一年ぶりに窓拭き
やらなくても困らないけど、やっぱり気になるのが窓の汚れ。
今ままで大掛かりな窓掃除を年二回おこなってきました。しかし二重生活に忙殺され、今回の窓掃除は一年ぶり。
反射の具合もあると思うのですが、相当汚れていますね。九州北部地方は昨今の気候悪化で、水害レベルの雨風が吹き付けるのため尚更です。
昔は良かった…セミプロ窓拭きの日々
私は以前窓掃除はセミプロだったんです、昔バイトでビルメンテナンスの仕事として、床掃除と窓拭きをしていました。
作業場所は東京都内の銀座・品川・高島平・赤羽・九段下・葛西など、おかげで都内の土地勘には明るくなりました。現地解散の時などは、夕方から土地土地の飲食街で飲み食いするのが楽しみでね、今から考えると随分楽しい思いをさせてもらいました。
この仕事終わりの飲食はもちろん自費ですけど、昼食は会社持ち。ランチタイムは混む前の11時30分から‥‥寿司屋に入っても食欲旺盛な若い胃袋には寿司は足りないので、トンカツ定食ご飯大盛なんてのを頼んで寿司屋の大将に苦笑いされてました、休憩時間は一時間半。
この会社、今は存在してないようで時効だから告白するんですけど、昼食にはかならずビール付き。今の企業コンプライアンスでは考えられないほど緩やかな時代でした。
冬のスキーシーズンには正規社員に混じり、社用車で群馬や新潟にスキーに連れて行ってもらいました。それも交通燃料費・宿代は会社持ちだったんじゃないかなあ‥‥バブルが弾けた直後だったとはいえ、今の労働事情からは考えられないほど優遇されていましたね。
オフィス窓拭きは制約が多かった
「なんとかと煙は高いところが好き」の例にもれず、私も高いところが大好きなので、窓の外側をロープ一本で拭きながら降りてくるのを志願したんですけど、なぜか一回しかやらせてもらえませんでした。もっぱらビル内側の窓拭き掃除専門。
こちらは営業中のオフィスにお邪魔しておこなうんですから結構大変、窓際に置かれた書類などに洗剤水が垂れたりしないか気を使いましたね。その点、家での窓掃除は気を使わないで済むので好き放題出来ます。
制約なしが自宅窓拭きの強み
好き放題とはこんな事。こちら格子が付いているので拭きにくい、そこ窓枠を外してしまってスポンジ洗いしちゃいます。
他にはこんな事、窓の外側をスポンジ洗いし、水道水で流します。
こんな事仕事でやっていたら通行人に迷惑だし、手間がかかってやってられないですね、自宅で制約がないからだから大胆におこなえます。
子供の頃、窓掃除の手伝いといえばガラスクリーナーの出番で、あの泡を吹き付けるのが楽しかったんですが、結局ですね、窓掃除はそのような方法でチマチマやっても、どうしても油膜とか残りがちなんですよ。
仕事で培った技術「洗剤水塗り付け→スクイージー掛け」という作業に「洗剤水塗り付け→水道水で洗い流し→スクイージー掛け」という手順を加えることで素人でもプロフェッショナルに負けない仕上げが出来ると確信に至りました。
秘密兵器はこれ!スクイージー
「スクイージー」とはなんぞや?ワイパーで水切りする道具。
このスクイージー、プロ仕様はオール真鍮製で高価なんですが、ゴムを挟む部分だけ金属で後はプラスチックというものが500円程で売られています。100均で売られているオールプラスチック製のはお勧めしません、たわんでしまってしっかり水切りする事が出来ませんから。
プロは上の図の様にほぼ一回で洗剤水を拭き取ってしまう妙技がカッコいいのです。昔は出来たのですが、今はその技術も失われてしまったので今おこなっている手法をお伝えしときますね、素人でも確実に水を拭き取れます。
まず洗剤水でを含んだスポンジ洗いし、水道水で流した段階から始めます。ちなみに一階外の窓ガラスは水道水噴霧で行けますが、二階になるとそれも届かないので、ペットボトルに入れた水で洗い流しています。
青い部分が塗られた洗剤水とお考え下さい(図左)濡れた窓面をいきなりスクイージー掛けすると水を引きずってしまい、綺麗に仕上がりません(図右)
初心者向けスクイージーマニュアル
そこで細拭きとでもいうのか、スクイージーの縁の部分を使って、細く水を拭き取ってしまいます。
その細拭きの乾いた部分を起点にスクイージー掛けすると、水を引きずることなく仕上げる事が出来ます。これらの工程一回ごと、乾いた雑巾で、スクイージーのゴム部分の水分を拭き取ってやるのも綺麗に仕上げる秘訣です。
窓の桟の下部分に余裕があるとこのように最後まで水を拭き取るのも可能です。しかし下画像の場合のように、スティック部分が当たってしまい力が入らず、綺麗に水が拭き取れないことがあります。
そんな時にはこのような方法で回避する事が無難。
スクイージーをある程度のところで止め(スクイージーの幅内に収まる範囲で残す)新たに細拭きをおこない、そこから横に逃げるという手段。
以上は汚れの激しい外面の掃除でしたが、内側はそれほど汚れが無いので、薄目の洗剤水を含ませた雑巾で濡らし、直にスクイージーで掻き取るのがきれいに仕上がります。
拭き残しを発見したら乾いた雑巾で拭き上げましょう。本当はほんのり湿った雑巾だとより上手く仕上がります。仕事でも、使い始めより生乾き状態のが「黄金の雑巾」として重宝がられていました。
やっぱり年末はけじめとして窓掃除をおこなうと、部屋が明るくなり、新しい年を迎える心構えが湧きますね。
私はこれを母がデイサービスに行っている間、隠密におこなったのですが、あれほど日常の変化に疎くなった母も、さすがに窓が綺麗になったことには気が付いたようで、やりがいを感じました。
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