目次
・コロナ感染後経過報告
・もし隔離期間が遅れていたら…
・二階空調対策が甘かった
・断熱性能に助けられる
・恒例夏行事も放っておけぬ
・盆栽の技術も取り入れてみた?
コロナ感染後経過報告
コロナ発症を乗り越え、無事に日常生活に戻りました(「ヤスリの取っ手と対峙する」参照)
今だから言えるんですが、正直「コロナ感染ってこんなものなの?」という気がしました。最高体温が38.2度、寝床に臥していたのは3日間だけ、「バファリンA」の服用だけで治しましたから。
ここに至るまでに多大なる人々の犠牲があり、理不尽に亡くなられた方もおられたわけで、現在の弱毒化したコロナウィルス感染にて、この程度の症状で済んだのですから有難いことだと考えます。
ただ、思い出したように乾いた咳込みが襲い、痰が絡む後遺症が残った私と、ちゃんと医者に処方された薬を真面目に服用していた妻とは、治り具合に差がみられた模様です。
もし隔離期間が遅れていたら…
この感染期間で有難かったのは、暑さが少し収まっている頃だったという事。それ故隔離スペースである二階仕切り内でもなんとか我慢が出来ました。昨今の異常な暑さの中だったら、熱もなかなか下がらなかったどころか、重症化していたのではないかと感じます。
二階空調対策が甘かった
我が家は吹き抜けで、一階と二階の仕切りがほとんどなく、家全体が一つの空間のような構造のため、いわば家の温度を均一にしやすい環境。しかし実態は屋根から直に受ける太陽熱の影響もあり、二階部分は熱がこもりがちなのです。
しかも残念な事に二階にはエアコンが付いていない。いや、娘の部屋にはエアコン装備されているのですが、この家で唯一仕切りのある部屋のため、独占されていて冷気の恩恵はフロア部分には受けられないのです。
「全館空調」をうたっている新築住宅の話を聞くと、冬場の熱気は一階床下スリットから噴き出して二階まで自然上昇させ、夏場の冷気は二階壁から噴き出して、一階まで自然落下させるというという「シャルルの法則」を上手く利用する構造のようです。
この家にも二階にエアコンがあれば、全館空調住宅のような循環が出来たはず‥‥しかし私は暑さに比較的強いし、二重生活で普段はこの家に居ないこともあって、二階にエアコンを取り付けるという発想が当時無かったのですね。それを今頃になって後悔しています。
断熱性能に助けられる
せめてもの処置としてサーキュレーターを使い、一階のエアコン冷気を無理やり二階に押し上げているのですが、午前や夕方以降なら何とか出来ても、晴れた日の日中はまるで歯が立ちません。だから昼過ぎから夕方までは一階でできる作業、もしくは外作業に勤しむ事となります。
佐賀の実家を終う際、エアコンを持って帰る予定でいるので、それまでは何とかこの手段で夏場をしのいでいきたいところ。
恒例夏行事も放っておけぬ
こんな体調でDIY作業が思うように進まない中、夏におこなうべきメインイベントを何とかこなしました、それは庭木の剪定。五月の初め、千葉の本宅を離れる際にかなり整えたつもりだったのですが、この暑さで庭木や雑草が活性化し、それはもうジャングルのごとき有様になってしまってます。
そこで完全武装の上で剪定に臨んだのですが、病み上がりの身体には相当きつかったですね。作業着であるツナギを着、腕にはアームカバーの上から軍手、頭にはタオルを巻き、足元も長めの靴下で虫よけの様相。陽が差さない午前中におこなったのですが、それでも汗だく。
紫陽花は花の盛りを過ぎていたので切り落とします。庭に漂っていた、生花がしおれる時の独特の生臭さを、これで消し去る事が出来ました。
ノウゼンカズラも伸び放題だったので、花を咲かせている蔓以外は切りました。蝋梅は5月に大々的に剪定をおこなったので、今回は先を切りそろえる程度。
こちらの木、名称は分かりませんが、伸び放題だったので3年ぶりぐらいにサッパリさせてやりました。
そして厄介なのが「藤」これは切っても切ってもその蔓を多方面に伸ばしてきます。それを片っ端から切ってやりますが、藤は蔓を切られると危機感を覚え、次シーズンには子孫繁栄させようという本能を働かせるらしいですね。
もっとも毎年その甲斐なく、春の盛りでも子孫繁栄のための花を咲かせようとはしません。蔓の刈り込みが少なく危機感が足りないのか?冬場に与える肥料が足りないのか?‥‥過去一度だけ百花繚乱の花を咲かせた事があるだけに、その夢よ再びと願いながら切り込んでいるつもりなんですが‥‥
家を建て替える前、旧宅には「桐の木」がありました。残念ながら建て替え時に切り倒してしまったのですが、大きな幹の地面の横からひょっこり若木が生えていました。親木の忘れ形見として、裏庭の一角に植え替えていたのですが、それが思いのほか大きく育ってしまったのです。
木の全様画像を撮り忘れてしまいましたが、これは先の親木と同じぐらい大きくなってしまうのでは?と危惧し、上の枝をバッサリ切ってしまいました。とにかくこの桐も藤に負けず繁殖力旺盛で、切っても切っても、佐賀から帰ってくると「嘘っ!!」っていうぐらい伸びていたりするのです。
盆栽の技術も取り入れてみた?
親木のようにひょろりと上に長く伸びるのではなく、低くて横に広がるボリュームのある枝ぶりにしたいと考え「盆栽」のノウハウを調べた上で整えてみました。
服装こそ完全装備で挑んでいるのですが、夏場で枝葉が若く柔らかいため、道具類はほとんど剪定ばさみ一本で事を終える事が出来ました。体力低下の折、重い道具入れを持ち歩かずに済んで助けられましたね(「我が家の「剪定」はノコが必須」参照)
これら剪定ゴミ(ゴミと言ってしまうのは申し訳ないのですが)を袋詰めする作業や、枝を切り分けてまとめ、資源ゴミ(肥料用の木材チップになるらしい)として出す作業はまた追々‥‥それこそ熱中症にならない程度にゆっくりおこなっていく予定です。
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