それは私が不在の間、瓦吹替業者の襲来を受けました。
・目次
・作業机の継ぎ目消しは上手くいくか?
・言い訳?塗料選びを間違えた
・簡易カーテンをスムーズに
・悪徳業者に狙われた
・修理に30000円かかったか?
作業机の継ぎ目消しは上手くいくか?
前回の小物置棚を完成させた後は、佐賀の実家に戻る日が迫っていたので、大物のDIYには取り掛かれませんでした。相応の時間で小作業を二つほどこなします。
まず以前一応の完成を見た「作業机」(「作業机張り出し問題決着?」参照)これの継ぎ作業です。
こちら、一枚のべニア板を切りぬき、組み換えをして一枚の「くの字表面板」に仕立て上げたのですが、いかんせん私の技術不足で、くっきり継ぎ目が生じてしまったわけですね。これを消すためにいろいろ思案し、実行に移しました。
まず木工用パテにて隙間を埋めます。乾いたら削って研磨を繰り返し、隙間は無くなりました‥‥が、ベニヤ板との色の差はむしろ強調されてしまいました(笑)
色の差異は承知の上で、あえて一回目のニス塗りをおこないます。水性の方が手軽に塗れるのですが、水性ニスにはあまりよくない思い出があるので油性ニスにしました(「流し台・シンク小では小さい?排水トラップは180?115?…問題続出・台形キッチンカウンター③」参照)木工パテ跡との色の差異がますます強調されてしまいました。しかしそれも想定内なのです。
言い訳?塗料選びを間違えた
今回試してみたかったのが、木工パテ部分をベニヤ板色に合わせた着色する事。使った塗料は「ターナー アクリルガッシュ」仕事で使用している使い慣れた塗料です。水性ですが乾いたら耐水性に、発色がよく完全つや消しなのが魅力の塗料ですが、今回それが裏目に。
ピタリの調色具合!と勇んで塗っても、乾燥すると色が薄くなるのです。また環境によっても色目が全然違う。室内で着色し、結構うまくべニヤと色が合わせられたと思っても、ニス塗りのため外に出してみると全く違ってました。同じ太陽光でも光量の違いでこんなにも色が変わるんですね、ガッカリです。
期限も押し迫っているし、やむなく二回目のニス塗りすると着色部分が濃くなってしまったのです、色の差異がはっきりしてしまいました。次回帰省した折リベンジしたいと思います。
乾燥後艶消しになるという特性がよくなかったので、次回は艶有り塗料で塗るとうまくいくはず。水性艶有りアクリル塗料なら「リキテックス」ですが、このためだけにリキテックスを買うのもなんだし、プラモデル用の水性アクリル クリアーを混ぜて塗ってみることにします。
もしこれが水性ニスだったら、ニスにアクリルガッシュを混色すればいい結果が出たのではないかとも思えます、最初に油性ニスを選んだことも裏目に出てしまいました。継ぎ目は埋まり本来の目的は果たせているので、このままでも良いのですが、ここまで来たら意地ですね。
簡易カーテンをスムーズに
もう一つの小作業、こちらは台所の明り取り窓のカーテンです。
新宅建設時 内装検討の折、ここにカーテンはいらないと思ったのです、後でやっぱりあった方がよかったと後悔。後付けで突っ張り棒と、布にクリップ式のフックを付け簡易カーテンとしました。
しかし突っ張り棒のジョイント部分が引っかかってスムーズに開閉できない、そこでストレートの丸棒に置き換えます。
まずは固定したい壁側に竹釘(竹ひご)を打ち込みます。
丸棒の両側にドリルにて竹釘を差し込む穴を開けます。一方には溝を掘ってやります。
こんな感じで取り付けます。
またフックもベンチを使って丸く閉じてしまったので、外れやすいのも解決、想定以上にスムーズに開閉できるようになりましたよ。
悪徳業者に狙われた
さて、実家に戻る日に向け、このような作業にいそしんていた頃の事、固定電話に母から「屋根に穴が開いていて、このままでは大変なことになるからすぐに直しましょう!本来なら3万円ですが、キャンペーン中の今日なら5千円でおこないますよと、瓦吹替業者に口説かれている」との連絡が。
私じゃ判断できないから息子が帰ってきてから返事させると答えると、このお値段での修理は今日だけです是非!と押し切られそうになっている様子。
その業者と直接話をするから電話を代わって!と告げる間もなく母は電話を切ってしまいました。正確には子機を切ったつもりなのが切れておらず、業者とのやり取りがかすかに聞こえてきています、これは切迫した事態!
片手では固定電話受話器に大声で母を呼びつけながら、もう一方にはスマホを操り二丁電話体制でお隣さんに連絡、運よく繋がったので応援を要請、撃退してもらいました。お隣さんにはまたもや助けられました、有難いことです。
修理に30000円かかったか?
それから数日後、実家に帰り屋根に上るとなるほど屋根に穴が。
ウチの敷地内で拾ったと業者が持ち込んだ瓦の破片とピッタリ。この破片謎が多いのです。母は業者が勝手に屋根に上がって持ってきたと言い張る、しかしそれこそ不法侵入じゃないですか?かといって自然落下してるのならもっと損傷があってもおかしくないし‥‥
それは置いといて、これくらいなら繋げられそうなので自力で直すことにしました。
瓦の割れた部分のその周辺に水を掛け、たわしで洗い清め、乾いたらコンクリート用ボンドで接着してやります。
3万円?5千円?いやいや500円で完了です。
悪徳業者だったかどうかは今となっては分かりません。落ちていた瓦を見つけ、親切で申し出てくれたのかもしれません、しかし期間限定だの、二人がかりで老人に修理を受諾させようとゴリ押しするのは明らかにやりすぎです。
町内会長さんから、こんな佐賀の田舎でも、悪徳業者による無理強いの訪問販売が横行していると注意喚起されていたのですが、まさかウチにこのようなことが起こるとは‥‥今後は直接応対させないようインターフォン取り付けを検討中です。
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