代表業務とダウンサイジング

今回の帰省では大きな仕事が待ち構えていました。

目次

ババ抜きのババを引いた?

いろいろあって情報通…代表に選ばれた

実働は奥さん達が…有難い!

下水道化はもっと早くおこなうべきだった

再利用の再利用を考え付く

たかがダウンサイジング?…否、困難が目白押し

実は班長業務の恩返しだった?

ババ抜きのババを引いた?


大きな仕事と言っても大物DIYに取り掛かるとかじゃないんです。

町内の我が班は9世帯ですから、班長の持ち回りは9年ごとに訪れます。で、今年が私どもなのです。こんなタイミングで近く下水道管設置工事を始めるという御布令が、波乱の予感‥‥まさにトランプのババ抜きのババを引いた心境。

町内の家々と接している道路は私道なので、下水道管を曳くのは私道の所有者、すなわち各家庭の持ちよりでおこなうことになります。その辺の事情に住民の方々は興味津々。果たしてどのくらい費用を出さなければいけないのか?皆さん密かに不安に思われている様子。

いろいろあって情報通…代表に選ばれた


半年ほど前、近所で水道工事がおこなわれるというので、いよいよ来たか!と戦々恐々としておられた奥さんと立ち話をし、じゃ私が水道局に問い合わせてみましょうか?ということになりました。結局その工事は直接下水道工事とは関係なかったのですが、ついでだから私道における下水道工事の費用負担の事を聞いてみました。

「公道と接していない世帯、すなわち私道と接している世帯はそこ住民で負担して頂くことになります、しかし条件が合えば市による補助金が支給されます」との答え。そこで番地まで詳しく伝え、調べてもらったところ、わが町内は全額支給対象区域との事、それを戦々恐々奥さんに報告するとホッとされてました。

そういう経緯もあって、班長であり下水道関係において事情通となった私が、この工事における町内の代表者にとお願いされたのです「私はこのような二重生活者でもありますし、事が滞ることも考えられますがいいんですか?」

気心知れた奥さん二人でバックアップしてくださるとの事、心強い!それならと代表者の任を受けました。私は名ばかりの代表者で実態は三人のチームで進めていくという形です。

実働は奥さん達が…有難い!


さて市役所に連絡し代表者が決まったのを伝え、次の段階に進みたいという旨を伝えると、今度は担当業者を決めてくださいとの事、仲介の案内業者を経由してお願いする流れに‥‥そのような経過を乗り越え、やっと担当業者が決まり、いよいよ各世帯の署名・捺印を頂戴する作業へ。

これが補助金全額支給の条件でして、町内で下水道工事賛成の全員一致を示さなければなりません。ここは古参の奥さん二人にお任せすることにしました。我が班と私道の向かい側の班、合わせて20世帯分の署名・捺印を暑い中、各家庭を回って集めて下さったのです、有難いです。

近辺のご家庭事情を知り尽くした奥さんたちの手柄です、おかげてこの作業一日で終えてしまいました。大きな仕事が待ち構えていたなどと冒頭で述べておきながら、実際私は何もやってなかったという(笑)

下水道化はもっと早くおこなうべきだった


やはりか!‥‥と感じたのが下水道工事に反対する方が結構おられたこと。頑なにこのまま浄化槽でいいという方がいて、署名・捺印を拒否されたので、そこだけ私も出向きました。

「表向きだけでも賛成してください、でないと補助金が出ませんから皆さんにご迷惑をおかけすることになります。どうしても嫌なら私道の公共桝が設置された後、各家庭に下水道を曳き込む際(これは各家庭の負担・有料)反対してくれればいいんです、ここだけの話、施工業者によるとそのような方もいらっしゃるらしいです」と説得し、事なきを得ました。

私が以前、市のホームページで調べたところによると、この町内は平成22年度に下水道管設置工事がおこなわれる予定でした、それからほぼ20年も遅れてしまったわけです。

20年前ならともかく、現在のような国力低下、国民は財政的にも疲弊している状況で、下水道曳き込み工事の費用(最低でも20万円)は大変です。また浄化槽より下水道使用料金の支払いは爆上がりしますし、本音はこのままでという方も多いと思われます。

また高齢化が進み、私の代で家は取り壊し、先は長くないのにここで大枚はたいて下水道にするのも‥‥なんてお年寄りもおられます。

下水道工事を最優先で進められなかったのでしょうか?佐賀の実家は30年以上も前に汲み取りから下水道に切り替わりました。九州の田舎でさえこうなのに(佐賀は海の恵みを受けているから水質を大切にする環境意識が強いのかな?)東京という文化都市の隣接県・隣接市でありながらこれほどの遅れとは‥‥まさに市政の失策と思えてなりません。

再利用の再利用を考え付く


このようなことに関わりつつ、一方では小規模ながら家庭内DIY作業に勤しんでいました。

これも以前に作った部屋の隅に設置してある妻の作業(撮影)台(「外付け物置を木製で作る②」参照)これを見て疑問を持たれた方、あなたは正しい!ただ天板を木枠に組んだだけの代物です、グラグラで安定してるわけがありません。

言い訳ですが、いずれここに引き出しを付けてやり、その折に背板をはめたりして安定させる計画だったのですね。ちゃんとスライドレールを使った引き出しを新規で作ろうと思っていたのですが、チェストの余り(「IKEAのチェストを半解体して組みなおす」参照)をダウンサイジングさせることで組み込めるのではないかと思いつきました。IKEAチェスト再利用の再利用です。

三段のうち上一段が余りました

たかがダウンサイジング?…否、困難が目白押し


まず組まれている側板や前板などをバラバラにするところから始めましたが、基本IKEAの家具は分解できないので、金槌で叩き外しました。

衝撃で表面のプリント合板が剥がれ落ちたりもしましたが、ボンドを塗り圧着させています。内側だから目立たないので良しとしましょう。

天板を切り詰めます。普段なら丸ノコで手早く切ってしまうところですが、それでは表面のプリント合板の切り口が荒れてしまう、ここは目立つところなので先ほどのような修正はしたくありません、そこで普通の鋸を使い時間をかけて切り落としました。暑い最中大変だった‥‥

延長部分が色違い・養生テープが付いたままなどお恥ずかし

次に作業机の木枠を延長させます。これらを組んでいくのですが一筋縄にはいきませんでしたね。

本体と組んでみました、天地逆状態ですが

木枠の延長のやり直しや、ネジの長さが合わずプリント面に飛び出てしまうアクシデント発生など、思いのほか時間がかかってしまいました。

実は班長業務の恩返しだった?


プリント合板でツルツルした天板、奥行きが深く、収納もできるようになり、何よりグラグラしない(笑)使い心地良くなったと思います。私が不在の間 集会に出席したり、町会費を集めたりと、班長業務をおこなってくれた妻へのせめてもの恩返しになったかと‥‥

本宅二階暑さ対策

関連記事

  1. チャンポンの器はいわくつき陶器製で食べたい

    「チャンポン」の器にこだわってしまうと、いわくつきの陶器製で食べるのが格別なのです。目次…

  2. 軽ワゴン・リフトアップを主とするカスタマイズ①

    軽ワゴンにリフトアップを主とするカスタマイズする計画始めます!目次・マイカー計画…

  3. おでんの味染みを科学する?

    「おでん」に効率よく味を染ませる研究をしてみました目次・実家で出来なかった事を本…

  4. 夏の衣料品をDIY

    ハーフパンツをDIY‥‥というかカスタマイズしてみました。目次・世の中、規格外体…

  5. ピザ用粉・輸入のを買ってみた

    ピザ用粉は輸入したものに限る‥‥これが格別なのです。目次・ピーマンとサラミのピザ…

  6. 恒例・おせち料理をDIY

    おせち料理を力いっぱい作りました。目次・パソコン故障で厄落とし?・企業論…

  7. バイクのプラスティック部分をパテで修理

    目次・猫も杓子もバイクに憧れた・改造したり…冒険したり…・下心から?バイ…

  8. 微成功の陰に大失敗

    大失敗と微かな成功の一週間でした。目次・クルマ買い替えの動機に驚く・最後…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

プロフィール

中古民家住宅・新築住宅・中古物件の売却等一戸建て住宅の色々なシーンに携わってきた知識をアウトプットします、いわば「素人目線で一戸建て住宅を語るプロ?」

耐震補強工事においても詳しいです

PAGE TOP