IKEAのチェストを半解体?して組みなおす事としました。
目次
・華やかな行事の季節…
・チェスト解体はお雛様が後押し
・美観を損ねても割り切る
・通気性を考えすのこに置き換え
・文明の利器不在…手回しで応戦
・女性不在で追祝い
華やかな行事の季節…
やってきました、桃の節句。
四季の行事が少なくなった我が家でも、正月とお雛祭りは必ずおこないます。なんといってもお雛様を飾るのは家が華やかになるので嬉しい!
幼少の頃、お雛様に憧れたものの、男二人兄弟だったので縁がなく、娘が生まれた時には嬉々として購入しました(「お雛様の雛段は木製で…」参照)

二十四節気の「雨水」の日に飾ると良縁に恵まれるというので、早々に出し、飾りつけをしました。妻と娘は面倒くさがって飾ろうとしないので、私がおこなうことになります。この時期に本宅に帰省するのはこれのためだといっても過言ではありません。

残念ながら3月3日は娘が出勤で遅帰宅なので、雛祭りは前倒ししておこないました。この一日丸々休みの娘は早くから料理の準備をしてくれましたよ。飾り寿司造りは得意。小学校の頃授業にて手鞠寿司や桜餅を習ってき、その後も求められれば喜んで作ってましたっけ。
お祭りといっても、お雛様の前でただ飲食するだけなんですけど、それがホッコリしてていいんです。娘の成長をしみじみ実感、無事にこの日を迎えられたことに感謝します。
チェスト解体はお雛様が後押し
さて、私の作業スペースにあったチェストを仮置きしていたのがお雛様を飾る場所、これをどかさなければ雛段を置くことが出来ません、そこでチェストの処理をおこないました(「言霊で祈願達成できるか?3つのカテゴリー」参照)

雛飾りがなければ、いつまでたってもこのチェストは置きっぱなしになっていたでしょう。いわばお雛様がこの作業を後押ししてくれました、有難い事です。
美観を損ねても割り切る
作業内容はチェスト三段のうち、上一段と下二段を切り分け、組みなおしてそれぞれに再利用します。
IKEAの家具は解体できないように設計されているんですね。不必要になったらバラして出番が来る時まで仕舞い込んでおくなんてことはせず、さっさと捨てて必要な時は新しいのを買ってください!安いので再使用なんてされたら採算合わないんだから‥‥という意図があるのでしょうか?なんて(笑)
組んであるプラスチックネジを回しても外れないんです、このチェストも例外ではありませんでした。よって組んだ形状のまま丸鋸で切り分けます。

表面はプリント合板が貼られているのですが、丸鋸での高速回転力によりギザギザにめくれてしまい、美観をそこねることに‥‥しかし再移動場所が収納庫のために気にせず進めていきます。
通気性を考えすのこに置き換え

ポッカリと開いてしまった天板を修復します、先述のように移動場所は収納庫、通気性を考えて「すのこ」に置き換えます。

今回このすのこ材料になったのは、以前外付け物置を作った際、あまりに重くて向かないとNGになった化粧板で組まれた扉、これを解体して使っていきます(「外付け物置を木製で作る①」参照)
こちらも長い間再利用の機会が訪れるのを待っていたのですが、やっと出番が来ました。両脇に組み合わせるためにホゾが彫ってあるのを取り去ります。ノミで叩いて切り落とし、カンナと仕上サンダーで整えました。それを等間隔で固定してやります。


引き出しも通気性を考え、底版をすのこに貼り換えます。

これは今まで使っていた状態。底板と背板は紙製(パーティクルボード?)なんですよね、強固ではなく、それ程重くないものを入れていただけで底板がたわんで外れてしまったので、板にて補強をしています(赤矢印部分)
衣料品を入れていただけでたわむなんて‥‥IKEAさんはこのチェストにどのようなものを入れることを想定して材料選びしているのでしょう?
文明の利器不在…手回しで応戦

まずはこの補強を外し、パーティクルボートの底板を撤去しますが、解体して底板を外すことが出来ないので、ジグソーにて切り抜きました。

この後、すのこを固定するための受枠を取り付けますが、以前もお伝えしたようにインパクトドライバーの調子が悪く(「小物入れ棚の棚板を継いで作ってみた」参照)現在使えない状態なので、手回しドライバーでの作業、つくづく電動工具の有難さを感じます。
強度が必要なためここは頑張りどころ。引き出し2つ、背板の2枚計36所のネジ込みだけで疲れ果てました。

ねじ込みに懲りたので、すのこを固定するのは釘で。場所柄、目立たなくするように釘頭を潰すなんて必要もなかったので、比較的簡単に出来ました。

セッティング完了。破綻無く無事に収まりました。これからはスッキリと整理できそうです。
女性不在で追祝い
前倒ししておこなった雛祭り。3月3日当日は妻も娘も仕事のため、残されたお雛様方々も寂しそう‥‥主役の女性達は不在でしたが、男一人、桜餅と白酒(甘酒)で追のお祝いをさせて頂きました。

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