掃除機の収納キャビネットを作ってみました。とはいっても大層なものではなく、いつもの廃材を使ってなんですが‥‥
目次
・ホースの収納に解決策はある?
・スティック式の問題…これはまた別の話
・小型がゆえの問題もある
・手を動かせ!アイディアは生まれる!!
・「資料固定台」はお引っ越し…
・手作業で堅い木材に立ち向かう
・電気の恩恵を再認識
・人間とは自分勝手な生き物…
ホースの収納に解決策はある?
収納場所の定まっていない掃除機ほど邪魔なものはないと思いませんか?
これはあくまでも昔ながらのキャビネットタイプの話。本体自体は昔に比べると小さくコンパクトになりましたよね。これで収納には場所をとらなくなったかと思われがちですが問題はホース、これが収納を困難にしている要因です。
「掃除機 ホース収納」で検索してみても、いまだにこれは!という解決手段には至っていない様子。電源コードの様にスルスルと収納できるタイプがあれば画期的ですが、そんなことしたらホースの径が小さくなり集塵能力も落ちてしまいそう。
スティック式の問題…これはまた別の話
最近のスティックタイプはホース問題など無縁、人気が出るのもうなずけますね。ちなみにスティックタイプは私も本宅で愛用していますが、これはこれで問題があります。
立てかけが困難な事。吸引時スムーズに動かすため、車輪がついているのですが、立てかけていると、この車輪が本体の自重で動いてしまうため転倒しやすい。これはいずれ解決させなければ問題として、いろいろと思案中です。
小型がゆえの問題もある
話を戻しまして、キャニスター型掃除機のホース問題ですが、部屋の隅に置いていてもスッキリとは収まらない。こちらは実家一階にある大型のキャニスター掃除機。
一応こんな形で収納することになっていますが、結構な存在感‥‥というか威圧感ありますね。こんな威圧感満載のまま置いておけるのも、縁側の隅っこで目立ちにくい場所だからこそ。
問題は二階にあるキャニスター掃除機でして、これがどうにも収まりにくい。先の大型のような立てると表れるアタッチメントにホースを固定させる事も出来ず、なんとも収拾付かない形状、また縁側の隅のような場所も無い。
いっそのことホースを本体から外してぐるぐる巻きにし、輪っ架状態で紐で結んでしまい、部屋の奥にでも突っ込んでしまえば解決ですが、仕事の性質上一日何度も掃除機を使用するため、いちいちそんな手間な事は出来ない‥‥そこで掃除機収納キャビネットなるものを作ってみることにしました。
手を動かせ!アイディアは生まれる!!
まずは場所、半端なところに置いて邪魔になったら作る意味がありません。そこで注目したのが作業机の裏。ここが意外に行動の干渉にならない事に気が付きました。どのような材料で作るか?
木枠で作ってスケルトン状態にするのも面白いなど色々思案していたのです。結局最もシンプルに合板の組み合わせで落ち着きました。側板と底板を合板で組み、実際掃除機本体を置いて具合を見ます。実はこの段階で具体的な完成形は思いついていません。
色々弄り回して突然閃いたのが、このキャビネットを斜めに取り付け、ストンと落ちる様に収め、そしてそれに応じて邪魔になる手前の角を切り取る事。考えるより手を動かせ!ですね。
ここまでくればスルスルと事が運びます。こんな形状で組み上がりました。
「資料固定台」はお引っ越し…
これを作業机に取り付けます‥‥とはいえ、ここには資料固定台(「パソコンアームを作業テーブルに取り付けて何をする?」参照)という先客がいるので、これを少し移動させました。そしてキャビネットを取り付けるため新規で斜め木枠も取り付けます。
本体を取り付けました。染みだらけの合板を磨いて少しだけ見栄えの良いようにしました。
掃除機の自重で気持ちよく収まり、出し入れも快適です。
この形状、何か見覚えが‥‥「スーパーマン」の胸のマークと同じじゃありませんか!
マーベルよりもDC派、とりわけスーパーマン好きにとってはなんとも喜ばしい。
手作業で堅い木材に立ち向かう
今回の工作で大変だったのは電動工具が無かった事。インパクトドライバーは千葉の本宅に置いてあります。実家では亡き父が残した木材ストックを使っていますが、本宅で使い慣れた杉材とは違い、手回しで堅い木材に立ち向かわなければなりません。
ドリルにてネジ(コースレット)の径より少し狭めの穴を開け、道筋を作っておいてドライバーで捻じ込みました、それでも大変なことといったら!
少しでもこの苦労を軽減させるため、部分的に頭をつぶした釘を打ち込みましたよ。強度的にはネジには劣るのでしょうが、収める掃除機本体もそれほど重いものではないので大丈夫でしょう。電動工具の有難さを感じましたね。
電気の恩恵を再認識
最近、災害時の電源消失時における電力確保方法が気になり始めたんです。たとえばUSB端子が付いている手回し充電器付きラジオとかあるじゃないですか?あれを買おうかと調べてみたところ、その手の手回し充電器では、30分ぐらい回し続けて1%もスマホ充電が出来ないんですよ。
結局とりあえずの処置で携帯用ソーラーパネルを購入、本宅に送りました。今後は30Wの電力を発電できるやや大型の手回し発電機と、それらで起こした電気を溜めておけるポータブル電源を購入する事を検討しています。当たり前に電気を使えている状態がいかに有難いか再認識しました。
人間とは自分勝手な生き物…
キャビネット完成で掃除機本体の収納は定まりましたが、ホースが邪魔問題は解決されていませんでしたね。それはこんな感じで収める事が叶いました。
仕事作業で削ったり研磨したりする事が多く、それをブラシ付きノズルで吸い込ませるのですが、そのノズルを使いいいよう、手元にこうして引っ掛けてみました。必要な時すぐに使えてグッと便利になりましたよ。
ただ、こうなるともう少しホースが長いと便利なのです。ホースが長くて邪魔だと言いながら、手のひら返してもう少しホースが長い方がいいという‥‥人間とは自分勝手な生き物ですね(笑)
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