ブロック塀の上に板塀を作る④

ついに完成しました!ブロック塀の上の板塀

目次

・今だけ…全容が分かる家

・無塗装板塀をリセットする

・スタートラインリセットで二度手間発生…

・経年劣化は思いのほかの傷跡を残す

・やはり客観的観察は大事…

・後?先?塗り込み論争に一応の決着

・たゆまぬ観察が新たな手間を生む

・風ニモ負ケズ…を信じてる

今だけ…全容が分かる家


長かった…

いや隣家の解体順延と、天候の悪さで時間が限られてしまい、イライラさせられたせいで、短い実質作業時間が長く感じただけなんですけど…

隣家の解体が終わって、普段見る事の出来ない我が家の正面…一番見栄えのする正面ともいえる面が露になりました。

ご近所の皆様から素敵だと言ってもらえます。三軒隣の若いファミリーのご主人は、最近建売新築住宅に越してこられたのですが、本来はこのBESSの家を建てたかったそうで、しきりにかっこいいッスねえ!と褒めてもらえました。

しかし今までは隣家に隠れていた中途半端な板塀部分が露出、恥ずかしくもあります。

まず無塗装なので日差し・雨風による劣化。やむを得なかったとはいえ、2年弱でここまでくすんだ色に。それと切り出しっぱなしの端、風によってバタバタ揺れてかっこ悪いし、劣化による収縮で波打ってしまい、見苦しくなっています。きちんと地面と平行がとれていないのも恥ずかしいですね。

無塗装板塀をリセットする


この板塀をいったん外すところから始めます。解体され見晴らしがよくなり、目隠しが無くなったので、ご近所さんからの視線も気にしなければなりませんが、しばしの辛抱…ここに前回製作した支柱を取り付けていきます。

スタートラインリセットで二度手間発生…


ここで新たなトラブル…と言うほどの物でも無いんですが、既存板塀の左右延長する形で進めていたのを、端から順番に板を取り付け直す事で、より無駄が出ないのに気が付き、やり直す方向に…

穴を掘り直し・砂利を敷き直し、支柱の位置を変更する二度手間をおこなわれいました(前回記事の支柱を立てるための基礎を作る直前に気が付いたので、最小限の手間で済みましたが)

同時進行で板に耐水・防虫塗料を塗ります。こちらはBESSオリジナルデッキ用塗料。デッキの色と統一させたくてこちらを選びました。また黄土色系なので、支柱の焦茶色とのコントラストになっていいと思い購入。

板は幅110ミリ×長さ3920ミリという結構巨大なもの、塗料をこれらをハケで塗ります計20枚、これはかなり手間取る作業でした。

塗る前から増えているのは興に乗って足したから

しかも2度塗りですから表裏を2日がかりでおこなったのですが…私、有機溶剤が苦手なので1日の作業を終えた頃には、軽い頭痛と疲労感でフラフラになりました。これをプロの塗装屋さんは毎日やっておられるのですから大変ですね。有機溶剤って慣れれば耐性が付くもんなのでしょうか?

蛇足ですが、「漆」は扱ううちに耐性が付くらしいですね。私も「金継ぎ」という陶器修復の手法のため、漆を何度か扱った事があるんですが、ついに耐性が付くところまで行かなかったです。

十分に注意をして扱い、石鹸で念入りに手洗いしトイレに行ったのですが、その指で局部に触れてしまったらしく…えらい目にあいました(笑)

経年劣化は思いのほかの傷跡を残す


計20枚のうち、10枚は今まで無塗装のまま活躍してくれていた板塀を再利用しております。

そのまま塗料を塗ったら、真新しい板に塗ったものと見た目に差がついてしまうと思われるので、表面を電動カンナで削ってやりました。日差し・雨風による劣化でたわんでしまった板もあり、何度もカンナ掛けをした結果、板はかなり薄く…というよりペラペラになってしまったのもあります、

そこまで削っても、雨水によると思われる染みが内部まで浸透してしまっている個所(赤矢印部分)もあり、最初から防腐対策をしてやれなかったのが悔やまれますね。そういう見た目が劣るものは目立たない個所に貼るよう割り振ります。

最初の10枚は表裏キッチリ2度塗りしたのですが、後の10枚では支柱に接する裏面を、先に二度塗りで仕上げ、支柱に取り付けた後で塗った方が効率いいのではないかと思い立ち、実行しました。

やはり客観的観察は大事…


これらの下準備が一通り完成した後、貼り付けをおこないます。このような器具(笑)を2つ作っていたと板の隙間を確認しながら貼り込んでいきました。

水平器も併用して平行・垂直に万全を期したつもりだったのですが、場所によっては上がったり下がったり…端から端までピタリ一直線!というわけにはいきませんでした。これは隣家が空き地となり、離れて見る事で、客観的に観察できたから分った事…解体を待った甲斐がありました、有難いです。

他にも貼り進めていて問題発生…板の長さにムラがあったのです。梱包フィルムで数枚束ねられた真新しいものは別として、バラで残されたものは大工さんにより長さの調整がされていたようです。

予定が狂ってこんな目立つ場所に先程の劣化修正材を使うことになってしまいましたが(赤矢印部分)なんとか全20枚仮止めすることが出来ました。

後?先?塗り込み論争に決着


そして先述の、貼った後での塗料を塗る作業をおこないます。塗ってみて思った事、貼り付けた後で塗り込むのは思ったより難しいです。

液だれが起こってなかなかきれいに塗ることが出来ません。天気予報で翌日雨だというので、一度目塗りした塗料が乾いてない状態で、二度目を塗るという突貫作業を施したのもあるのかもしれませんが。結果的に言うと、完全に塗り込んでから貼り付けた方がきれいに仕上がるようです。

全長7.5メートルほどの長さの板塀に、支柱が4本ではさすがに板がたわんで頼りないので、支柱と支柱の間に一本ずつ、板を固定する「補助支柱」というものをつくります。これも寸法的にピッタリの使えそうな廃材があったのでそれらを加工し防腐剤を塗りました。

右側が地中に埋まる部分ですが、地面の状態によって長さと形状を変えています。

たゆまぬ観察が新たな手間を生む


街中を歩いていて観察してみると、世の中の板塀というものはもっと細かい間隔で支柱に固定されているんですね。

そこで支柱と支柱の間の補助支柱を、今まで一本のつもりだったのを二本ずつ入れる事に変更。計8本の補助支柱が必要となり、残り4本を追加しなければいけなくなったのですが、先ほどの廃材のストックがもう無い!

…しかし検討を重ねた挙句、今まで板塀を支えてくれていたベランダ支柱2本が、位置的にうまく利用できることが分かったので、残り2本で事足りる事になったのです、それならば寸法の足りない廃材を継いだりして、なんとかでっち上げられました

コンクリートに固定するためのネジ止め時には「フリシダープラグ」を使いました。

当初補助支柱の根元もコンクリート基礎を作るつもりでしたが、構造上それは形式的なものにしかならないと判断、基礎部分は穴こそ掘ったものの今回保留にしております。このため実家に戻る期日までに間に合わせることが出来ました。

風ニモ負ケズ…を信じてる


主支柱と補助支柱、合わせて12本の支柱で支えられた板塀は一寸揺らしたぐらいでは揺らぎもせず立ってくれているので非常に心強いです。

それらと板20枚を固定のため160本のネジ止めをしなければいけなかったのにはかなり忍耐を要求されましたが、その甲斐がありました。

支柱12本揃い踏み…壮観です

そのうち経年劣化で色あせ、ガタも来ると思われるのですが、現段階ではかなり満足しています。

防腐剤が最大限の威力を発揮し、いつまでもベストな状態でいてくれること…「風ニモ負ケズ」であるよう信じたいです。

ブロック塀の上に板塀を作る③

作業机は形状にこだわる①

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中古民家住宅・新築住宅・中古物件の売却等一戸建て住宅の色々なシーンに携わってきた知識をアウトプットします、いわば「素人目線で一戸建て住宅を語るプロ?」

耐震補強工事においても詳しいです

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