家庭用でDIYに必須な電動の大工道具を語ります。
目次
・今や謎?の工具が揃う家
・お勧めの電動工具は3つ…ひとつ目は?
・近所の理解が必要な電動工具とは?
・これは最強!DIYの必需品!!
・騙し騙し使い続けるのを諦めた…
今や謎?の工具が揃う家
父が日曜大工が趣味で道具の揃いもプロ並、木工道具には不自由しませんでした。
工具についての相談をすると、有難い事にわざわざ送ってくれたりしていました。
欲していないのにノミを数十本も送ってくれたことがあります‥‥こちら実家でも相当数あるので、いったい合計何本のノミを所持してたんだ?というぐらいの数のノミがあるのです。
ノミだけではなく鉋(カンナ)もいろんな個所に対応した、ホームセンターでは見かけないような形状のモノも揃っているのですが、どのように使うのか?父亡き今となっては謎となりました。
お勧めの電動工具は3つ…ひとつ目は?
また電動の大工道具も様々揃っています。父は大工仕事が出来なくなった時点で、知り合いに譲ってしまっているのですが、元々どのくらいの電動工具を所持していたのか把握できないでいます。今でもボール盤以外は今だ大抵揃っているので‥‥
私はというとそれほど電動工具を多用した製作をしてこなかった、いわば電動工具素人なのですが、素人でさえもあるとやっぱり便利!と思わされた電動工具の感想をお伝えさせて頂きます。
まずは「電気ドリル」木材に穴を開けるというのは、切る事に次ぐ初歩的な行為ではないでしょうか?私も幼少の時分からキリで穴を開けた記憶があります。その後ハンドドリルへ移行…
ワンパターンなキリでの穴あけに比べると、口径が変えられ正確な穴があけられるので、グンと工作の幅が広がった気がしました‥‥やがて電動ドリルへ。
電動ドリルの凶悪さ(ドリルと言えば少年期のロボットアニメが思い出されます、敵を切り裂くドリルの威力に凶悪さを連想させてしまう世代なのです)と音とを克服することは、電工具世界への入り口を開く最初の試練だと思われます。これを恐れず使いこなせば加工の多様性が広がりますね。
最初に選ぶのなら恐れず大きめの電動ドリルにしたいものです。本体が大きいというよりチャックが大きく広がり、口径の大きなドリル刃でも着脱できる機種を!
私が最初に所有した電動ドリルは5ミリの口径までしか着脱できず、それ以上の口径の穴を開ける必要が増えてきた時にストレスを感じてしまっていたものですから。
ちなみにこちらコードレス式バッテリー駆動の電動ドリルです、ご近所の空き家から頂戴してきました(笑)
以前新築に建て替える際、この空き家を荷物置き場として借りていたのですが、ここの持ち主に「好きな電動工具持って行っていいわよ、いやむしろ持って行って欲しい」と言われました。
その方のご主人が電気工事職を営んでいて、亡くなったあと始末できず、困っていたらしいのです。しかしそれらの工具が余りにも専門的すぎて、使い道が分からず、これぐらいしか引き取ることが出来ませんでした。コードレスのドリルで、これから活躍してくれるものだと期待しています。
近所の理解が必要な電動工具とは?
次にお勧めしたいのが「丸ノコ」これはあの面倒くさい木材の切断を、あっという間にやってくれるスグレモノ。はっきり言って今までの鋸での切断は何だったの?と思わせられるぐらい便利です。
しかしこれは電動ドリル以上に凶悪な駆動と音が伴います。これを使用しようとするのは最初相当な勇気を必要とします‥‥でもちょっと待ってください。丸ノコをよく観察してみましょう。
回転刃はガッチリと固定されている上、手前にはガードが付いていて、想像できる最も恐ろしいトラブル‥‥刃が外れて手前に飛んで来たらどうしよう?というのは的外れであることが分かります。
理性をもって立ち向かいましょう。最初木材と回転刃が触れる瞬間‥‥この緊張は初心者でも上級者でも同じだと思います、恐れないで!
チュイン!!と跳ね返されなかったら強引に進めていきましょう(キックバックという、主に最初木材に触れた時起こりやすい現象で、ノコギリの歯の部分が木材に挟まってしまい、その結果歯の回転に負担がかかり、丸ノコ自体が暴れまわってしまい、その反動で木材が跳ね返ってくる事故)
なあに途中で止めてもいいんです、うまく切ろうなんて思わなくて大丈夫、やがて慣れます。最後まで切り終えた時の達成感は他の電動工具では味わえないものですね。
最近ので気になっているのはブロアが付いている機種、切断する道筋に積もる木粉を風で吹き飛ばしてくれ、あたり線を見失うなんてことがありません。
この丸ノコという代物、大きな音が伴うので、近所迷惑なるかと今まで極力使うのを避けていたのです。私が今のような二重生活で、限られた時間で大工仕事をしているのをご近所の方も理解してくれ(挨拶する度理由を言って謝った)最近では遠慮なく使えるようになりました。
ご近所さんとの普段からの良好な関係が丸ノコを自在に使う鍵ですね。
これは最強!DIYの必需品!!
最後になんといってもお勧めしたいのが「インパクトドリル」ですね。これは電動のネジ回し、ドライバーです。
最初電動ドライバーを買ってきて、早速ネジを打ち込んでみたところ、あれ?止まっちゃいました‥‥全然喰い込んでいかない、この時初めて電動ドライバーとインパクトドライバーの違いを知りました。幸いな事に返品に応じてくれ、改めてインパクトドライバーを手に入れる事に。
「ガガガガガ…ドッドッドッ」これですよ!求めていたものは!!インパクトドライバーはネジ頭を打ち付けながらねじ込ませていくのです。
「ガガガガガ」で普通にねじ込み、最終局面でねじ込みパワーが足りないと「ドッドッドッ」と打ち付け強引にねじ込む…ドライバーでのネジ回しの一苦労から解放されますよ!迷わず購入をお勧めします。
騙し騙し使い続けるのを諦めた…
さてこんな風にお勧めのインパクトドライバーなんですが、一寸困ったことが‥‥
充電器に問題があるらしく、なかなか充電できないのです。通常ならバッテリーを充電器にセットすると緑のランプが点灯するのですが、セットすると緑と赤の光が点滅するという「充電不可」状態になってしまうのですね。
今まではセットした後バッテリーのお尻を金槌で叩いて接触を促し、強引に緑ランプを点灯させるという、いわば騙し騙し使っていたのですがついにそれも出来なくなりました。
ネットで調べたところ、この「Makita DC10WA充電器」は欠陥品が多く世に出回ったようで困惑したという記事を見受けられます。解決を諦め、新しい充電器を購入することにしました。
同じものだと欠陥品の可能性があるので、ちょっと高いのですが新型の充電器にしました。おかげで普通に充電出来るようになり、ストレスは無くなりました。
現在ホームセンターを見てみると、このインパクトドライバーと「バッテリーBL1013」の商品は見かけないので廃版になったのかもしれません。現在市場に出回っているインパクトドライバーは欠陥を気にすることなく購入できるはず。
Makita製品はモーターの性能には定評はあるものの、バッテリーと周辺機器は弱い気がしますね。同メーカーのコードレススティック型クリーナーもバッテリーの性能が落ちるのは早く感じました。
それでもMakita製品を使い続けるのは、以前インパクトドライバーを誤って水中に没してしまったのですが‥‥見事に完全復活!その屈強さゆえ信頼を置いているからなのです。
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