台風の防風対策で窓ガードしてみました。我が家は台風にまつわるエピソードが多いんです。
目次
・飛行機が欠便!?ハラハラさせられた
・台風を抜けて…自殺者と間違われた!
・超巨大台風!!…20年ぶりに行った事
・まるで幽霊屋敷…それでも精神安定にはなった
飛行機が欠便!?ハラハラさせられた
台風被害のインパクトはとして初級でしょうか…娘と実家に帰省した時のことです。
台風接近のニュースを聞き、娘の動向が落ち着かなくなってきました。その日娘は私に先駆け一人で本宅へ戻る予定でしたが、台風接近のため交通機関の順延・遅延・欠航が次々と伝えられるようになってきたのです。
娘はその翌々日には約束があり、どうしても今日・明日には帰りたいと訴えていました「飛行機がダメなら新幹線で帰る!」とまで言い張ります。飛行機の数倍の時間をかけても帰りたい、という意気込みは分かるのですが、その新幹線も運転中止の可能性が出てきて、どうしようも無くなってきました。
飛行機会社のホームページとにらめっこし、ついに予定のフライトは翌日に変更されるのを知りました。それから娘はこれ以上天候が酷くならないのを必死で祈り、その甲斐あってか何とかフライトがキャンセルされるほどの天気の悪化は免れました。
翌日に予定より数時間遅れて、娘を乗せた飛行機がフライトされました。それをを見届けた時にはホッとしましたね…娘もその翌日の約束には間にあいました。
台風を抜けて…自殺者と間違われた!
台風被害中級レベル…これは娘が中一の時、バイクで帰省旅行をした時の事です。
バイクタンデムで旅行とはいっても、東京→北九州まではフェリーなんですが、ともかく長い船旅を終え、博多で一泊、それから「壱岐」に渡ることになっていました。
博多湾から2時間のフェリーの船旅…しかしその頃には台風の接近を受けて波が荒く、船も大揺れになってきています。
客室ではテレビが放映されドラマをやっていたのですが、ガマンにガマンを重ねた主人公が、ついに敵役にビンタを食らわそう…としたところで、大揺れのため受信が途切れ砂嵐状態に。観客の皆さんのガッカリのどよめきとも、失笑ともつかない声が上がり、傍観していて面白かったです。
壱岐に着き滞在中は何とか天候は持ちこたえました。娘の要望で湾で魚釣りをした後、単身バイクで海へ。
嵐の前の浜辺は妙に静まりかえっており平和そのもの、楽園とはこんなところか?と思わされました。その穏やかな情景に惹かれついつい衣服のまま海に入り、その安らぎに満ちた時間を満喫しました…宿に帰って大人げないと娘には叱られましたけど(笑)
翌日から荒れ始め、佐賀の唐津にわたるフェリーも雨の中。そしてさらに最悪は重なり、九州北部地方を台風通過という事で実家滞在予定を早め、帰路のフェリーに乗ることになったのです。
佐賀→北九州までの120キロはすでに土砂降り、強雨の中を親子タンデムで走り抜けるという希少な体験をしました。途中濡れネズミのまま食料を求めてコンビニに入店したにもかかわらず、嫌な顔をせず暖かく迎えてくださった店員さんには感謝せずにいられません…
その濡れネズミのままフェリーに乗船、一時的に天気が回復した船上の甲板で濡れた靴を干していたのですが、それを見た船員さんが慌て出したので、飛び込み自殺じゃないです!と走って弁明に行きました。
超巨大台風!!…20年ぶりに行った事
さて、最近では台風14号が接近、過去に例がない規模の台風とかで散々危機感を仰がれました。ご近所が次々と対策される中、仮住まいの我が家でも出来る限りの対策をします。まずベランダに出ているものはすべて室内に入れ、物干し竿は紐で固定。
すだれが風でバタバタしているのがうるさいので、丸めて紐でくくってやりました。
木工用の木材はすでに劣化しているのですが、これ以上進めないため、玄関ポーチに入れ雨避けしてやります。
窓の雨戸も閉めましたおそらく20年以上ぶりぐらいだと思われます、高齢化した両親には「雨戸を閉める」という感覚は失われていたと思われますので。
台風一過になりますが、近所の24時間営業のコンビニが臨時休業していました。いかに危機感が強かったかが見て取れます。
まるで幽霊屋敷…それでも精神安定にはなった
これは旧宅での事になりますが、千葉に大きな被害をもたらした台風直撃時には、物凄い暴風を受け、揺れる旧宅の中で不安な一夜を過ごしました。翌朝点検して回るとトタンがめくれて飛んだり、アンテナが折れて落ちたりしていたのです。
この年はこの程度の被害で収まったものの、窓に風で飛んできた物体がぶつかって割れたらどうしよう?と不安になってきたのです。しかし雨戸は改築や劣化で、我々が住む頃にはすでに機能が損なわれていました。
そこで翌年の台風の時には、家の周りにゴミとして置かれていたプラスチック製のトタン板を、窓ガードとして貼り付ける事にしました。窓に合わせてトタンを切り、窓枠にネジで固定してやります。
プラスチック製の、しかも劣化してボロボロの物ですから、どこまでガードしてくれるかは分かりませんでしたが、今まで体験したことの無い暴風雨に耐えて、なんとか窓をガードしてくれたと思います。
外観はまるで幽霊屋敷のようになってしまいましたが体裁無視です。これを施すことによって精神安定には一役立ってくれました。
新宅では雨戸は付いていませんが、まさか真新しい家にボロトタンを貼るわけにはいきませんしね…二重窓でもあるしガードは固いと信じています。
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