ログハウスの内装材といったら当然「無垢の材木」なんじゃないの?と思われますよね…?
目次
・BESSの内装材は「木」だけじゃなかった!?
・木の内装材はDIY好きにはたまらない環境だった
・気に囲まれた環境下での「白壁」の存在感
・白壁に託された野望は成就できるか?
BESSの内装材は「木」だけではなかった!?
ログハウスは在来住宅の構造(梁・柱・土台で囲まれた空間に断熱材を補填し、外壁材と内壁材で挟み込む)と違い、110mmもの厚さの無垢材で(乱暴に言うと)内装材も外装材もいっしょくたなんです。だからといって「ログハウスの内装=木、終了!」というわけにはいきません。
何度か書いていますが、BESSのログハウスは一階がログ壁で二階部分は在来工法で作られています、だから二階内装、一階部分でも部屋の間仕切りは内装材というものが存在するんですね。どのような材料が使われているのでしょうか?
木の内装材はDIY好きにはたまらない環境だった
私共が選んだ「あきつログハウス」という商品は、他のログハウスと比べて木材感を強く押し出しているようです。二階内装と間仕切りは、ログ壁と合わせた色や質感の杉の化粧板が使われていました。
断熱材をはめ込んだ後、合板を貼り込み、その上に杉板を貼り込んでる模様。この厚さの板材で囲まれた内装だと、どこにネジを打ってもガッチリ止まります、在来工法だと石膏ボードに隠された柱や根太の位置を探り当てて、そこを狙って撃ち込まないといけません。根太の位置を気にせず、至る所に棚や作り付け家具を固定出来るというのはDIY好きには嬉しいですね。
木に囲まれた環境の中での「白壁」の存在感
建築工程で、合板に続き石膏ボードが貼られているのを見て、あれ?って思っていた個所があるんですよ。
木に囲まれた内装ですが、一部吹き付けで仕上げられた「白壁」が存在します。これは白の反射効率で家全体に太陽光を回し、明るさを確保する考慮があるようです。
実は娘の部屋になる個室も、この白壁仕上げされる予定だったのですが、娘が木材のままの壁がいいと拒否しました。自然派とは縁遠い娘ですが(笑)木の良さを受け入れてくれるのは嬉しいですね。
石膏ボードの繋ぎ目がメッシュテープとパテ埋めで消され、その上から吹き付け塗装がおこなわれたようでした。完全フラットな白壁に仕上がりましたよ。この白壁を見ていて思いついた事があります…
白壁に託された野望は成就できるか?
それはここをスクリーンにしてプロジェクター投影し大画面で映画を観る事。入居したての頃、娘の協力を得て(現代っ子なのでプロジェクターや5.1サラウンドシステムに関するメカの扱いは娘の方が手慣れている)やってみました。
引っ越し直後の散らかったスペースの中で、大画面に映し出された映画は感動ものでしたね。残念ながら手すりが高く、どうしても無理な体勢で見る事になるので、ここでの投影は泣く泣く短期間で諦めましたけど、いずれこの手すりの上の部分を外し、ゆっくり映画を楽しめる環境に整えてやろうと野望を抱いています。
建築中に希望の部分を取り外すようにお願いしても、おそらく「建築基準法」を盾に断られたのでしょうが、この家が自分たちの物になったらこっちのもんです!いつか試みてやります。
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