家屋解体の後に注意したいこと

いよいよ家屋解体の当日です…解体終わった後に注意しておきたい事を記述しておきます。

目次

・家屋解体直前には事前の準備が必要

・さらば愛着の旧宅…追加料金に疑問アリ?

・家屋解体は終わってからの手続きが最重要

・「法務局」の響きに気後れすることなかれ

家屋解体直前には事前の準備が必要


解体開始は朝の8時から始まりました。

まず解体業者到着。次に電気工事の方が到着、これは解体する家屋と電柱戸を繋がっている電線を切断する作業です。これをしておかないとショートなどの事故が起こるかもしれません、こちらの手配は解体業者さんがしておいてくれました。

今回お願いした解体業者さんは「〇〇日より解体を始めますので、ご迷惑おかけしますご了承ください」といった趣旨のチラシを事前にご近所に配布してくれていたようです。他の解体業者産はどうか分かりませんが、こういった心遣いは嬉しいですね。

さらば愛着の旧宅…追加料金に疑問アリ?


電線の断線を終えいよいよ解体開始…ですが、私はその場から離れました、愛着のある家が解体されていく様を見ているのが辛かったのです(とはいいつつ、毎夕方には進捗状況を見に行っていましたけど)

こちら解体二日目の状況、娘の部屋だった部屋が…切ないです
ものの見事に解体されてしまいました
整地作業です

ステンレスの浴槽がガラ入れとして利用されています、ウチの浴槽もステンレス製でしたので、今頃どこかの現場で使用されているのかもしれません。

解体は一週間で終わりました、諸行無常ですね…解体直前に変更箇所が発生したため、追加料金を合わせた請求書が送られてきました。

変更箇所は上2段を切り取るはずだったブロックを上3段にした事、庭木の一本を追加で切り倒す事だったんですが、追加料金が92000円になりました。これは冷静に考えると少々お高い?支払金額を振り込む前に、内訳をしっかり確認しておけばよかったです。トータルでは大満足の解体業者さんでしたが、ここはちょっと腑に落ちない点でした。

家屋解体は終わってからの手続きが最重要


さて、ここからが本題なのですが、この後「家屋滅失証明書」というものを取得しなければなりません。これは解体が終了し更地になりました、新しい家を建てても良いですよと言う許可を得るための証明書、法務局でもらえます。

これは土地家屋調査士にお願いしても良いのですが、2万円ぐらいかかるそうです。自分でおこなうとタダ!やらない理由がありませんよね。ただし気を付けてください、解体終了後一ケ月以内に手続きしないと10万円の罰金が発生するそうです。

「解体から一ケ月以内なんで慌ただしい時間で申請出来るの!?」などと気後れしないでください、解体終了日というのはザックリしていて、都合のいい日に設定できるそうです。我が家の場合6月30日に解体作業は終了したのですが、ハウスメーカーによる確認を7月11日まで待ったため、解体終了日は7月11日という事にしておきました。

解体業者から、請求書と一緒に業社印の入った会社存在を証明する書類と、解体終了証明書とが送られてきました。これを近くの法務局へ行って、家屋滅失証明書を発行してもらう手続きをするわけです。

「法務局」の響きに気後れすることなかれ


それと「家屋ナンバー」「土地登録ナンバー」を控えて行ってください。これらは登記簿記載されています、しかし分からなくても法務局側で調べてくれますので必須では無いです。わたしも家屋ナンバーと土地登録ナンバーは同じだと思って記入したのですが、のちに電話で違うのを指摘され、法務局側で調べて記入しておいてくれました。

「法務局」その響きに気後れしてしまいますが、いい意味でも悪い意味でも普通の役所と変わりませんでしたよ、事務的な手続きで申請を終えました。

家屋滅失証明書の発行までに一週間ほどかかります、その間法務教務の係員が間違いなく解体されているかを目視で確認するための猶予の時間です。一週間後受領しに行って完了、こちらをハウスメーカーさんに渡して終了です。法務局に2度行く手間さえ我慢すれば簡単ですね。

もうひとつ付け加えておくと…火災保険・地震保険等はこのタイミングで解約しておくのをお勧めします。無くなった建物に無駄にお金を掛け続ける事はありませんから(もし解約のタイミングが遅れても、家屋滅失証明書の情報があれば、遡って日割りで余剰支払い分を払い戻してくれたりもします)

家屋解体・業者決定から40日の戦い

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中古民家住宅・新築住宅・中古物件の売却等一戸建て住宅の色々なシーンに携わってきた知識をアウトプットします、いわば「素人目線で一戸建て住宅を語るプロ?」

耐震補強工事においても詳しいです

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