換気扇を付け替えました、手の施しようがなかった個所に手を入れたのです。
目次
・掃除不可能!な換気扇を何とかしたい
・汚いものには蓋!油封じ込め作戦
・こんなところで…換気扇の進化を知る
・レンジフードは「似非」ステンレス製
・換気扇ブース完成…さらなる進化で上段棚が生まれ変わる?
掃除不可能!な換気扇を何とかしたい
今の建築基準では信じらないことですが、旧宅の台所回りはとても変わっていました。
ご覧のように本来レンジフードになっているべきところが「天袋」のような仕様になっているのです。
右端引き戸の奥はどのようになっているのかというと…(閲覧注意)
いつ最後に掃除されたのか分からない古い換気扇がついていたんですね。さすがに放置はマズイです。かといって画像のような油べったりの換気扇や、換気扇フードの内側をを掃除する気にはなれません(というか換気フード内部は合板ですが、油が染みこんでいてきれいにするのは不可能)
そこで換気扇を含めた天袋台所上段を総とっかえするのを計画しました。
汚いものには蓋!油封じ込め作戦
汚くて構造も分からない天袋、しかし怖気づいているわけにはいきません、換気は料理にとって最重要事項です。意を決して取り壊し開始!
…ところが拍子抜けするぐらい簡単に解体出来ました、染み込んだ油が構造を脆くしていたんですかね?…きれいさっぱり取り外しできたところで新しく生まれ変わらせます。
先述のように油をふき取るのは不可能、そこでこれらを封じ込めることにしました。ベニヤを上から貼り油部分を密封してしまいます。古い油臭は結構強烈ですので、臭いが漏れ出てこないよう隙間も埋めました。換気扇も新しいのに取り替えます。
こんなところで…換気扇の進化を知る
古い換気扇はこびりついた油の重さもあるのでしょうが、外界とのシャッターなど金属部品を多用しているので重い!…それに比べると新しい換気扇はオールプラスチック製なので軽いですね~
固まった油が干渉していないから動きも軽い!!換気扇の進化のを見る思いでした。
レンジフードは「似非」ステンレス製
換気扇フードですが、本当はステンレス製にしたかったのです。しかし以前ステンレスシンクを特注で作った時(「流し台・シンク小では小さい?排水トラップは180?115?…問題続出・台形キッチンカウンター③」参照)に35000円かかっています。今回それ以上の面積ですので、これで特注ということになればシンクを超える値段になること必至です。
予算的に無理なのでベニヤ板で作りました。当然このままでは旧来の木製換気フードとなんら変わりませんので、ステンレスシートを貼り込み、油が木製部分に染みこむのを防ぐようにしています。
このステンレスシート、ネットで買ったのですが、実際手に取ってみると案外厚い…角に合わせて曲げることはできませんでした、ですから角の部分はアルミシールを貼っています。どうでしょう?内部だけはオールステンレス換気扇ブースに見えてませんか?
換気扇ブース完成…さらなる進化で上段棚が生まれ変わる?
ステンレスシートを張る前の換気扇ブースの画像を貼っときますね。
不思議な形だと思われますか?この形状、以前紹介した台形カウンターに合わせています(「自力キッチンリフォームの基準を変える?「台形」というカウンターの形・台形キッチンカウンター①「」参照)ステンレスシートを貼り込み終了した換気ブースを天井に取り付けました。
正直この換気ブースは5.5ミリ厚ベニヤ板のため結構重いのです。取付が大変だったのはもとより、この重量に天井の強度が耐えられるかちょっと心配でしたが(往来の換気フード部分を取り外した際、思いのほか簡単に出来たので、ベニヤ壁の他、枠まで油で劣化してるんじゃないかと心配だったのです)旧宅解体まで十分に持ちこたえてくれました。
さて、この換気ブース横の戸棚部分、従来の物入れにするのは面白くないので、ある仕掛けを組み込みました、どんな仕掛けなのか?それは次回で…
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