新しい挑戦の成功と失敗を報告いたします。
目次
・木製電気スタンド注意点を少々…
・新しい挑戦は考えるより行動
・グラインダーについて初めで知ったこと
・吹き出す火花は男子の憧れ
・うまく切れなくても削ってカバー
・失敗を乗り越える性質は遺伝か…?
・失敗だったが…勢いで挑戦してみた
木製電気スタンド注意点を少々…
電気スタンドは完成しました。
結構見栄えは良いと思います。無塗装・木肌丸出しの完成が多い私のDIY作品の中でも、その風合いが生かせている成功例ではないかと‥‥この木製電気スタンド、販売すれば結構人気になるのではないでしょうか?手間がかかって採算が合わないかも…
よもやいないとは思いますが、こんな電気スタンドを手作りしようと考えている方に、少しだけアドバイスさせてください。
新しい挑戦は考えるより行動
今回の修正でアームとジョイント部分を繋ぐボルトを買い直しました。アームの幅が広がったので、今までのボルトでは長さが足りなくなったのです。
これを機にスプリングを引っかける個所を確保するため、長めのボルトを手に入れました。おかげでスプリングの引っ掛ける個所は程よく仕上がりましたが(赤矢印部分)他のボルトは長すぎて余ってしまいました。
余った部分は最後に切ってしまえばいいか、と簡単に考えていたのですが、それをおこなうのはなかなかに大変だったのです。
まずネットで「金属 切断」方法を調べてみました。専用の道具も販売されてはいるのですが(電光ペンチなど)それを今後多用する程、ボルトや鉄棒を切断DIYの予定はありませんので、費用対効果が薄いと思われます。
ステンレス管を切断予定はあるのですが(「ステンレス管の切断に電動工具を使い何が作れる?」参照)それはまた別に考えた方が良さそう。
ディスクグラインダーで切断するという情報もあり、もう少し深く知りたかったのですが「グラインダー ボルト 切断」で検索しても、なかなか的を得た方法は見つかりません、どんな刃を使うのかが見たかったんですよ。考えるよりまず行動‥‥実際ホームセンターの売り場に行ってみてきました。
グラインダーについて初めで知ったこと
ディスクグラインダーの替えディスクは主に「削る」「切る」と分けられるようです(他にもブラシになっている「磨く」というのもありますが、今回は用途を鑑み割愛)削るはディスク自体の幅が広い、これでは切れそうにありません。
実際ウチにあったグラインダーに元々付いていた、その削る専用のディスクで、試しにボルトを切ろうとしてみたんですが、ただ削れるばかりで(当たり前か)とても切れそうにないのです。「切る」専用の替え刃は見てるとやはり薄い。
初めて知った事…これらのはディスクは大抵が消耗品扱いのようですね、刃の部分が荒いサンドペーパー状になっており、削りながら切る代償として摩耗してしていくようです。
他に目を向けてみると、ちゃんとした金属刃で半永久的に使えるものもあるようですが、それらは大抵高価です。今回試し切りという事で、100円しないものを買ってみました。
吹き出す火花は男子の憧れ
グラインダーにディスクを取り付けます。刃を固定するロックナット(留め具)は専用のロックナットレンチがいるのかと焦りましたが、プライヤーで取り外し出来ましたよ。
さて、グラインダーによる切断初挑戦です!スイッチを入れると、その強烈回転で一瞬本体が回転方向に持って行かれそうになるのが怖いですよね‥‥ここまできたら当たって砕けろです。
キュイイイイイン!!!物凄い火花!…見るからに恐ろしいですが、木材部分に当たっても焦げないのでそれほど熱は無いのかな?と思うと気持ちが楽になりました。そうなるとワクワクしてきますね、火花って男子は結構好きじゃないですか?うまく切れました。
うまく切れなくても削ってカバー
残り7か所ですが、勢いでやっつけてしまいます。数秒かからずに切断できた個所もありましたが、向き的に力の入らない個所はかなり時間がかかったりも…切断面もきれいにスッパリ切れたところもあれば、鋭角な切りそこない部分を残してしまった箇所もあります。
そこで元々あった「削る」用途の替え刃に交換、切断面を綺麗に整えてやりました。
ド素人にしてはまあまあではないでしょうか?もともと父所有のこのディスクグラインダー、ディスクガード(手前部分を回転刃に当たらないよう保護するガード)が付いていないんですね、これは危ない!
不意にちょっと触れてしまったようで指を傷つけてしまいました。電動工具は本当に充分に気を付けて扱わないといけませんね。
失敗を乗り越える性質は遺伝か…?
父は大工仕事中、電動工具で大ケガをしてしまった事があるのです。しかしそんな失敗にもかかわらず日曜大工を止めようとしなかったのは大したものです。
私の弟は学生時代、原付バイクにて走行中、パンクしてバランスを崩し、転倒寸前でやっと停車、後続車に轢かれるのを免れた危険な体験があり、それから絶対バイクには乗らないそうです。
私はバイク走行中何度か転倒して怪我したけど、今だバイクに乗り続けていますし。水泳中溺れて意識を失い、生死をさまよった体験も2・3回ありますが、それでも泳ぐのは今でも大好きです‥‥この辺は父に似たんですかね?有難いことです。
粗忽者の私はどんなに注意してもし足りないので、早めにディスクガードを探し出して取り付けたいと思います。失敗は正しい知識と充分な注意をし、理性で乗り越えたいものですね。
失敗だったが…勢いで挑戦してみた
さて、新しい挑戦の成功例はこんな感じでしたが、今度は失敗例を…電気スタントのヘッド部分、ボール&ソケットジョイント。ソケット部分は平行に向かい合っているのが美しいと思い、何とか整えようとしたのですが、上手くいきませんでした。
ボールを受け止める穴を広くして…というか、エッジを削ってボールに面している部分を広げ、深く挟み込ませることを試みたのですが、予想に反してボールの保持力が失われてしまったのです。
そこで新しくソケットを作り直すことに…そして平行とは程遠いハの字に開いたソケットなってしまいました、その代わりイマイチ頼りなかった保持力は強力に生まれ変わりましたが…
これも勢いで本来のボール&ソケットジョイント製作に向け、真鍮ボールに穴を開ける挑戦をおこなってみました。
木材でボールをガッチリ固定し、手持ちですがドリルで穴の貫通を試みます…傷しかつきませんでした(笑)
こんな物に容易に穴を開けるボール盤とは、無駄に力を分散させないで、一点集中させる高度な精度のある機械なんですね。改めて電動工具の性能に驚かされます。
そんな精度の物を果たして作れるのか?(「ステンレス管の切断に電動工具を使い何が作れる?」参照)いや購入になるのかも(弱気)
今後の予定の見直しを余儀なくさせられてしまいました。
この記事へのコメントはありません。