収納庫の引き戸をキャスターで「半無軌道走」させるシリーズいよいよ完結です。
目次
・こうして収納庫作成作業は進まない…
・とにかく見た目(見えるとこだけ)にこだわってみた
・釘が調達できず…新兵器
・再利用こそ本懐
・課題達成はまだまだ先?
こうして収納庫作成作業は進まない…
大まかな形になった半軌道走収納庫、それをさらに美化させる作業が始まりました…
‥‥とは言ったもののなかなか時間がとれない!家人たちのための食事作り。コロナ禍が少し落ち着いてきて、大半が対面授業に移り変わった大学生の娘の弁当作り、洗濯、買い物‥‥
布団干し…これなんかは日中家に居る私にしかできないわけで、ほぼ4か月ぶりに陽の光に当てる事となったみたいです。
知人に会ったり、馴染みの店に伺ったり、ご近所さんとの世間話…その隙間を縫うようにDIYにて家具や調度品を作っていると一週間などあっという間です。
しかも晴れの日は庭木の剪定・雑草の引き抜きなどが優先、翌日が雨と予報が出れば、家の中で作業が出来る様、事前に材料の切り出しやら、ネジ・釘の調達やら忙しいのなんの!!と言い訳ばかり述べてしまいましたが、この半軌道走収納庫は、なんとかほぼ完成させました。
とにかく見た目にこだわってみた
側面には扉と同じ「化粧板」をしたから順番に貼り込んでいきました、この際気を付けたのが、扉の配列と互い違いにならない様、見た目を扉の配列とを揃える事。とにかく見た目には気を使っています、止める時には頭をつぶした釘を打ち付けました。
角には「アングル」を貼り付けています(赤矢印部分)この家にはすでに「くの字」に加工された既存のアングルが随所に使われているのです。それが余り材として残っているのを期待したんですが、そう都合よく残っていなかったので、二枚の板をくの字に貼り合わせて作りました。
が…やっぱりというか加工技術の乏しさで、隙間が空いてしまいました。扉を移動させる時には、ここを掴むいう重要な部分であり、できるだけ手触りを良くしたいので、いずれは木工パテで埋めてやりたいと思っています。
見た目にはこだわったとは言っても、技術的な所では見せられるものはないので、あくまでもぬっぺりとしている普通の壁で、これは何なのか?どこをどう掴んでどのように開けるのか?とか、そんなマニアックというか驚きの部分での事を指します。
こちらはあえて隙間を開けました。どこまで効果があるのか分かりませんが、空気の通りを確保し、湿気やカビを発生しにくくさせたいという気持ちの表れです。
ちなみにむこう側の側面には化粧板を貼り付けていません、その方が一寸した物を開閉無しで入れる事が出来るから、という家人の意見を尊重しています。
釘が調達できず…新兵器
このアングルを固定するのに頭をつぶした釘を使って打ち込んでいます、片側は問題なく行ったのですが、もう片側は構造上厚く、今まで使っていた釘が本体に届きません。この長尺釘があいにく無かったため、間に合わせで何とかしてやりました。
ドリルで穴を開け、そこに瞬間接着剤を流し込み、竹ひご(調理用の竹串)を打ち込んだのです。はみ出た部分を切り落とし(ここはカッターで切り落とすより、ノミと金槌で叩き落とした方がきれいに仕上がりました)サンドペーパーで段差を無くしフラットにしてやりました。
当初はホームセンターに買いに行けなかったので、所蔵してあった太い釘を妥協して使おうかとも思っていたのですが、杉材と竹は色合いも近いので、目立ちにくく上手くいったと思います。この方法これからも活用できそうです‥‥(次回への伏線)
再利用こそ本懐
この収納庫、片側には以前から使っていたスチール製の棚を置いていますが、もう片側には効率よく収納物を収めるために棚を設置してやらなければなりません。
ここでも以前使っていて、いつか使うことがあるかもしれないと、バラしたままにしてあった既製品の木製棚を再利用することにしました(資源も時間も無駄にせず済みました、再利用バンザイ!です)
しかし、つなぎ材が釘で固定されているため、取り外すことが出来ず(赤矢印部分)野暮ったい感じになってしまったのが残念です。まあ仕方ないでしょう…普段は隠れている個所ではありますしね。
課題達成はまだまだ先?
前回に比べると今回は作業量は多かったものの、微調整する箇所がほぼなかったので楽でしたね。
ただ最後まで解決できなかった気になる個所としては、扉に歪みが生じたため、無軌道走からレールにが戻ってくる際、扉を押さえつける様に移動させないと、キャスターがつっかえてしまうこと。
思い通りのスムーズさでは、動かないといったところでしょうか……またもや技術力の乏しさが露呈してしまいました。言い訳させて頂くと、化粧板自体が僅かに歪んでいて、それらが集合すると大きなゆがみとして発展したという事も考えられます。
それを説明した上で家人たちは問題なく(…問題なさそうに見える)使ってくれているのが有難かったりします。
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