部屋断熱を窓も含めて考えてみた

部屋断熱や天井裏も含めて考えてみました。

目次

新宅の断熱には満足した

築30年の断熱には満足できない

「追加」で新築並みの断熱?

グラスウールは想定内

二重窓も想定内

スタイロフォームは想定外

思わぬ伏兵で節約できたか?

断熱計画は真夏の夜の夢‥‥

新宅の断熱には満足した


本宅を新しく建て替え、一番良かったと感じるのは断熱性能に優れている事です。

この異常な暑さの昨今、一日中エアコンを入れているというのは家計に大きく影響します。出来ればその使用時間を少しでも減らしたいところ、それを新築住宅の断熱性能は叶えてくれています。

我が家は半ログハウスというちょっと変わった建築様式なのですが、一階部分の外壁は110ミリの無垢材。木の構造は「セルロース」と呼ばれる細長いチューブ状の細胞が無数に束ねられた状態で、そこにはたくさんの空気が含まれており、外部の熱を遮断する働きをし、断熱性を発揮してくれています。

二階部分の壁はスタイロフォームが仕込まれており、屋根はグラスウールとスタイロフォームのダブル構造、その上厚さ12ミリの化粧材とが断熱してくれます。窓は真空二重ガラス。

ネットでBESSの家の断熱性能と調べてみると、他のメーカーに比べて低いと出てきます。しかし実際住んでみて、エアコンを切った後でもヒンヤリとした空気が長く感じられ、それが最大8時間持続しているのです(気温35度の7月時点・あくまでも私の体感)

家人が仕事に出て行った後、9時ごろエアコンを切って、17時位まではエアコンを入れなくてもいいのですから家計にとって有難い。私は外作業が多いので、家に入った時、このヒンヤリにどれだけ助けられたことか‥‥私どもに適した、身の程に合った十分な性能だと考えます。

築30年の断熱には満足できない


そんなわけで新宅においては不満は無いのですが、問題なのは仮住まいである二重生活のうちの一方、佐賀の実家。この家は築30年以上経っており、断熱性能がいいとはとても言えません。私が常駐している二階部屋は屋根の熱が伝わってきて、一階と比べても暑いのです。

ここで生活を始め、一年目は何とかエアコン無しでしのぎました。二年目は夜だけエアコンを入れる事にしました。しかし三年目のこの夏、佐賀では日中の最高気温が37度を超える日が20日以上も続くという常軌を逸した暑さで、さすがに午後からはエアコンを入れなくては耐えられない‥‥

千葉の新宅に比べると断熱性能が低いこの造りでは、エアコンのスイッチを切るとテキメンに室温が上昇するのですね。そんなわけでこの二階、その中でも作業部屋としている納戸を新宅並みとはいいませんが、できる範囲で断熱性能を上げられないか考察してみます。

「追加」で新築並みの断熱?


この納戸4410mm×2610mm=11510100㎟、ほぼ6畳間と同じ広さになります。隣とその奥にそれぞれ8畳間が控えているのですが、私はもっぱらこの狭い空間がお気に入り、スケールの小さい人間なもので‥‥ここの断熱性能を上げるための仮想プランを立ててみますね。

30年前に建築された家、低いとはいえ当時なりに断熱はされているはず、そこで0から断熱壁を構築するのではなく、既存の壁の上から断熱材を後付けする事で、新宅に近いの断熱を得られるのでは?と考えます。

壁には50mm厚のスタイロフォーム貼り付けで事足りると信じましょう。窓には二重窓としてハモニカーボを使った内窓を設置。天井裏にはグラスウールを敷き詰める手段をとります。

床はその下が一階リビングで、母が一日中エアコンを入れており、床裏は冷えていると考え断熱の必要なしと判断しました。

グラスウールは想定内


まずは天井裏にグラスウールを敷き詰める計算からおこないます。ホームセンターでリサーチしたところ。このようなグラスウール商品が見つかりました。

これを天井面積11510100㎟分だとどのくらい必要なのか?グラスウールが430mm×2740mm=1178200㎟ 。11510100㎟÷1178200㎟=0.97692242404となり7480円(金額は税抜き、最後に換算します)商品一つで十分足りそうなのが意外でした、幸先良いですね

二重窓も想定内


次に二重窓のためのハモニカーボ代金。この部屋の窓面積の総計が2392500㎟、ここからハモニカーボ一枚1656200㎟が何枚必要かを計算すると2.5355023315となり、単純計算で3枚のハモニカーボにて賄えます。一枚2480円ですから7400円となり、これも想定内です。

スタイロフォームは想定外


問題は壁面のスタイロフォーム。まずは東側壁から換算していきます、長さ4410mm高さ2360mmで10407600㎟、ここから1700mm×750mm=1275000㎟の窓分を引くと、9132600㎟のスタイロフォームが必要となる事に。同じように計算すると南側5604600㎟ 西側10407600㎟ 北側5597100㎟で合計30741900㎟。

スタイロフォームが1820mm×910mmですから一枚の広さ1656200㎟、部屋全体の合計30741900㎟÷1656200㎟=18.561707523、すなわち19枚のスタイロフォームが必要なのが分かりました、これは想定外でしたね。50mm厚のスタイロフォームが2680円ですから50929円!

思わぬ伏兵で節約できたか?


しかしですよ、本来ここは納戸という事で、要らなくなったタンスが置いてあります。これを断熱材代わりに使えないでしょうか?例えばこの中に衣類などを詰め込み、壁に密着させれば、断熱性能を立派に発揮してくれるはず?

しかもタンスの上に、これまたギュウギュウに物を詰め込んだ段ボール箱を隙間無く積み重ねるのです。

これらタンス三棹と、その上のダンボールを詰め込む空間の面積を差し引いたうえで再計算してみました。すると24416000㎟となりスタイロフォーム面積で割ると14.1742180896、すなわち15枚40200円となったのです‥‥期待ほどは節約できませんでしたね(笑)

断熱計画は真夏の夜の夢‥‥


スタイロフォーム剥き出しだと見栄えも悪いし、ブルーの壁面だと精神衛生上もよろしくない、そこでその上から2.2mm厚のベニヤを貼り込むとすると13200円の追加。

二重窓枠のために必要な角材の総尺10880mmで、3000mm298円の杉角材が4本必要となり1192円、合計すると69472円、消費税を含めると76419円と出ました。実際は両面テープ・タッカーの針・ボンド代なども加算されます。

まあ出せなくはないのですが、母を看取ったた後、この家は解体するか他人に売るか、すなわち近い将来、無駄になってしまうと考えると現実的ではない金額ですね。所詮は真夏の夜の夢‥‥しばしの間仮想計画で楽しみました。

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中古民家住宅・新築住宅・中古物件の売却等一戸建て住宅の色々なシーンに携わってきた知識をアウトプットします、いわば「素人目線で一戸建て住宅を語るプロ?」

耐震補強工事においても詳しいです

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