自宅の床の汚れ取りなど小メンテナンスをしてきた

自宅汚れ取りなど小メンテナンスをしてきました。

目次

・発病でメンテナンス計画が狂った

・暖気循環・実験の日々

・床磨きは「ムラ」で失敗?

・「半軌道走収納庫」は改造された

・お手軽メンテが最大の功績に!

発病でメンテナンス計画が狂った


只でさえ忙しい時期に発熱を伴った風邪をひき(コロナでは無かった)予定が大幅に狂いました……

散々な年末から年明けにかけての帰省でしたが、そんな状態でせめて一太刀でも…と僅かばかりですが家のメンテナンスをおこなった経緯を報告していきます。

まず発熱する前に「庭木の選定」「家中の大掃除」「窓のガラス拭き」が出来たのは正解でした。これらは体力を使う上、高所に昇らなければ出来なかったりと、割と神経を使う作業ですから病気で体力・メンタルが弱っている状態では難しかったでしょう。

久々に発熱を体験しメンタルが弱った状態では、いかにやる気が削がれるのかを思い知らされました。

今は実家で母の介護をしているのですが、母のあまりにやる気が無く、魂の抜けたような状態で只テレビを眺めているだけ姿に、哀れささえ感じてしまっています。このやる気の消失は「老い」がもたらしているものだとしたら‥‥病気でやる気を削がれたあの感覚が、老いで常態化するのだとしたら……

母はもとより「(連れ合いに)出来合いの総菜なぞ食べさせん!」とつい最近まで息巻いていた88歳の伯母にさえ「もうなにもやる気がしない」と言わせてしまっている「老い」というものが恐ろしくさえなっているのです。

年を越してやらなければいけない事は多々ありましたが、発熱により軒並み実行不可能に陥ってしまいました。それでもいくつかの実験とメンテナンスを終える事は出来ました。実験とは?…

暖気循環・実験の日々


我が家は吹き抜けの二階建て住宅なのですが、現状のエアコンの位置だと家中が温まらないのです。そこで二台あるサーキュレーターの位置と風の方向を変えて、どうすれば家中をムラなく温めることが出来るのかを実験していました。

エアコン前にサーキュレーターを置いたのは温風をブースト(後押し)してやる意味があります

これでも思いのほか寒暖差にムラが解消できない上、二台のサーキュレーター音が思いのほかうるさい!エアコンとサーキュレーターに頼らない方法はないかと考えます。

このBESSの家は薪ストーブの設置が標準装備でしたので、その薪ストーブが本来置かれるはずだったところに、熱源を置くのが最良位置はないかと思いました。その位置を模索するため古い石油ストーブを引っ張り出し、灯油を買いに行って点火、位置によってどれだけ室温が変わるのかを実験しました。

最終的に石油ストームよりガスファンヒーターにて、一階部分を十分に温めた上、最終的に暖気が二階に昇るのが良いのでは?という事になったのです。

なぜ電気ファンヒーターでも石油ファンヒーターでもなくガスファンヒーター?電気だと今一つパワー不足の感があり、石油だと給油が面倒くさい。実は旧宅時代からガスファンヒーターを使っており、そのパワーと手軽さは折り紙付き。ファンなんです…ファンヒーターだけに(笑)

パンフレットを取り寄せるところまでは行きましたが、発病のため購入までには至らなかったことが悔やまれます。

床磨きは「ムラ」で失敗?


そして次におこなったメンテナンスが「床磨き」我が家の床…というかBESSのあきつログハウスは杉材の床であるがため、白っぽく経年劣化による汚れが目立つのです。それは我が家でも例外ではありません。

水回り…特に台所周辺では床に水道水が飛び、その水分が汚れを惹きつけるのか、段々と黒ずんできています。それを落としてみたいと考えたのでした。

使ったものは温水に液体石鹸と酸素系漂白剤を溶かし込んだもの。これをスポンジに浸し床を擦ってやります。元々の杉材の色がどの程度の白さだったか失念してしまいましたが、かなりいい感じまで汚れは落ち、清潔感のある床色に戻ってくれたのではないかと思っています

…いや部分によっては、もとの想像以上に落ち、異様に真っ白となり、他部分とで差異が目立ちムラとなってしまいました。

しかしこれは今後「上手に汚す」とでも言いましょうか、上手に経年劣化させるように仕向けることで解決できる問題ではないでしょうか?上手な経年劣化…それはマメに今回のような床磨きをおこない、白くなった部分とそうで無い部分とのムラが馴染ませていく事だと考えます。

そして適度にムラの境が緩和されたところで「蜜蝋ワックス」を塗り込んでやりたいものです。

私が調べたサイトでは「植物性オイル+蜜蝋ワックス」のみの天然成分による「未晒し蜜ロウワックス」が秀逸でした。無垢床材に適していて、揮水性能もいいという事で我が家にぴったりの商品のようです。カレースプーン一杯のワックスで半畳~一畳塗れる経済性もケチケチ我が家にぴったりです。

「半軌道走収納庫」は改造された


妻にコートなどを収納できる場所が欲しいと依頼されました。現状の我が家には一時的にコートをかける場所が無く、椅子の背なんかに掛けておくのが日常茶飯事。そんなだらしない状態を失くしたいとの事…そこで以前作った半無軌道収納庫の半分をコート掛けに改造。

取り付けていた棚板を外し、中に収めている金属製の収納棚を右から左に移し替え、ハンガーをかける渡し棒を増設する…比較的簡単に出来ました。しかしちょっと奥行きが短いので、もう5センチ手前に出したかったのですが時間切れで出来なかったのです。

棚板を外したため、そこに置いてあった荷物の置き場がなくなったしまいました。それを二階物置に移動、そのスペースを開けるため、今収納している大工道具をいずれ外物置に移しますが、その外物置もまだ計画中なのです。

いろんなことをおこなう度に、帳尻を合わせるためのやるべき作業も増えてくる…これこそが自力メンテナンスの面白さだと思うのですが、まとまった時間が無いと出来ないことも多いのですよ、一度2か月ぐらい本宅に帰省しじっくり腰を据えておこないたいところですね。

お手軽メンテが最大の功績に!


発熱による時間がない状況で、中途半端に終わったメンテナンスですが、思いのほか簡単で効果が絶大だったことがあります。

作業椅子のキャスターがうまく回らなくて移動に難儀していたのです。

このキャスターを外し、劣化していたグリースをふき取り、エンジンオイルを塗りつけ、取り付け直してやったところ…驚くほどスムーズに床を転がるようになりました。

これが今回メンテナンスの最大の功績でした、なんか脱力です。

廃油を固化させる手段はどうだろうか?

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プロフィール

中古民家住宅・新築住宅・中古物件の売却等一戸建て住宅の色々なシーンに携わってきた知識をアウトプットします、いわば「素人目線で一戸建て住宅を語るプロ?」

耐震補強工事においても詳しいです

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