作業机にリサイクルするのはいろいろと諸事情があったのです…
目次
・実家でもDIYを開始した
・基本張リサイクル…特異な環境でのDIY
・どこまで費用をかけずに作れるか?
・計算外の状況に苦戦した
・データ集積用のDIYとして重宝する
実家でもDIYを開始した
新宅が完成。外構を最小限整え、私は単身介護のために九州の実家に長期滞在することになりました。
蛇足ですが住民票は移していません、介護のために引っ越しという名目だと、介護保険の優遇措置が受けられなくなるそうなので‥‥
軽ワゴンを購入、身の回り品とバイクを積んで千葉→佐賀の1200kmを25時間かけて走り抜けてきました。
軽ワゴンを購入したのは訳があって、介護する親を病院に連れて行く時の足とするため。そして両親を看送った時に、この実家を売って引き払う時に向け、終活として、徐々に実家にある荷物の整理に使うためです。
両親がこの実家に住んだ30数年、いやそれ以前から溜め込んだ所有物は膨大で、それを長期滞在する数年かけて、市のクリーンセンターに運び、処理していかなければなりません。だから単に病院の送り迎えの脚としてだけではない、大荷物を積載できるワゴン車が必要になったわけ。
基本はリサイクル…特異な環境でのDIY
この実家にあるものは基本すべて捨ててしまうものなのです。でないと残った荷物の行き場は、新築の我が家という事になってしまいます。
ただでさえ旧宅より狭くなるから、と思い切り、自分たちの荷物を泣く泣く断捨離し、何とか詰め込んだくらいですから、親たちが捨てきれなかった荷物を請け負うなど、まっぴらごめんです。余分な荷物を持ち込む余裕など、新居にはありませんから。
それでもこの実家暮らしで、どうしても必要とする新たなものは出てきます。それは私の生業、造形のための「作業机」です。実家に長期滞在し、介護の合間にも作業を続けており、よりよい環境で仕事をするため、またいずれ、新宅でも作る作業机を予行練習として作ってみることにしました。
どこまで費用をかけずに作れるか?
それこそ数年後には廃棄してしまうのに、新しく購入するのは馬鹿らしいので材料は、実家にあるものをリサイクルします。
父は日曜大工が趣味で、週末ごとにいろいろな家具を作っていました。本業はサラリーマンだったため、納戸に設置していた背広を収納する家具に目を向けました。背広類はもう着ることは無いので、古布回収に出し、この不要になった背広収納家具を分解して材料とします。
計算外の状況に苦戦した
分解前の家具を画像に収めていなかったのが惜しまれますが(結構大仰なものだったので)本体を載せる台の二脚が利用できそうです。このうちの一脚をつかいます。
半繋ぎ止めて固定させるさせるために長尺のボルトを購入、
長尺の角材を渡し、1か所2本のボルトを使い、全部で4か所留めてやりました。
こちらは台板です、こちらは父が作った背広収納家具を本体の方を分解し、角材を組み合わせ直し、ベニヤ板を貼りつけたものです。
延長脚を台板をネジで留めます出来上がり。簡単に組み上げた感がありますが、父の認知症状が進み、日曜大工がこれ以上できないと悟った折、知り合いに大工工具を譲ってしまっていたので、工具不足に悩まされました。
特にインパクトドライバーが無かったのは、痛かったですね‥‥あと今回は使いませんでしたがボール盤。私も所蔵していたのですが、父のボール盤を当てにして、引っ越しの際捨ててしまっていたのが悔やまれました。
データ集積用のDIYとして重宝する…
あるサイトに身長別の作業机の高さの計算式が載っていて、それを基に高さを割り出したのですが、750mmはちょっと高かったですね。こうしたことは、実際作ってみて使ってみないと分からない…新居でもいずれ作業机を作る時の、貴重なデータを得ることが出来ました。
今後ももっと使い勝手を良くするための改良点が出てくるのかもしれませんね。
製作費用は長尺ボルトの300円のみ…しかし後に父の大工用具入れを覗いてみると、この長尺ボルトもストックとしてあったのですよ、残念!「製作費かけないDIY」がパーフェクトで出来るはずでしたのに‥‥悔しい!
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