竿掛けを作るのは防水の事とか結構大変なんです…
目次
・一般人には大した事じゃないかも…「物干しと竿掛け」問題
・旧宅でも作っていた…反省を込めてリベンジ
・カワイイ嘘で小学生を和ませる
・完成はしたが…問題は残された
一般人には大した事じゃないかも…「物干しと竿掛け」問題
新居が完成して感慨に浸っているのもつかの間、日常生活という現実に引きずり込まれる事になります。
生きていくためには、家事も止めずにおこなわなければいけません。引っ越し荷物を片付けつつ掃除をし、料理を作り家人に食べさせ、溜まる汚れ衣類を洗うための洗濯は待ったなしなのです、今回はその洗濯問題です。
一般的な感覚では、洗濯はそれほど大変な事ではないのかもしれません。最新の洗濯機は最初から洗い終わりまですべて全自動でおこなってくれ、しかも乾燥までも完了してしまうから。
古風な生活様式を心掛けている我が家が抱えた問題に、ピンと来てもらえないかもしれません。我が家の抱える問題、それは「物干しと竿掛け」なのです。我が家はやっぱり洗濯物は外干し。お日様の力でパリッと干し上げるのが好き。
なにせドラム式洗濯機が日本でも流行り始めた頃、いち早く海外メーカーのドラム式を購入(25年前・定価は22万円だったが傷モノだったので7万円で買った)乾燥機能が付いていたにもかかわらず、一度もその機能を使わなかったという、筋金入りのお日様信仰者なのです。
電気代の節約するため、というのが本音だったりしますが‥‥
旧宅でも作っていた…反省を込めリベンジ
本来この「あきつログハウス」に、ベランダは標準装備ではありませんでした。我が家の洗濯物事情でオプションで設置してもらったわけで、当然ながら「竿掛け」までは用意されていません…だから竿掛けは自作することになります。
竿掛けの自作は初めてではありません。旧宅でのことですが、長年活躍してくれていた金属製の竿掛けが壊れてしまいました。割とレトロな形状で気に入っていたのですが、金属疲労には敵いませんでした。
竿掛けというのも結構な負担を強いられているんですよね。普段は雨ざらしだし、水分を含んで重くなった衣類を干すのをしっかりと支えてくれているのです、我が家はそこに敷布団まで干していたのですからなおさら。
しばらくは折れても修復しながら、騙し騙し使い続けていたのですが、とうとう限界が…これに代わる竿掛けを作らなければいけなくなったのです。この金属製の竿掛けにも負けない、レトロな感じのを目指しました。そして出来上がったのがこれ。
金属製の竿掛けの風情はありませんが、木製で古風な感じは出ていると思います「サザエさん」「天才バカボン」などの昭和の懐かしアニメに出てきそうな‥‥
これもいずれは表面にニスを塗って、防水加工をしてやろうと思っていながら後回しになり、ついにそれが叶うことはありませんでした。そこで今回新居で作る竿掛けには、最初から防水加工を施すと決めていましたよ。
カワイイ嘘で小学生を和ませる
合板をこのように加工していきました。
これらの加工を、玄関先のテラスでおこなっていたのですが、学校帰りの近所の小学生が「なに作ってるの?」と尋ねてきました「刀だよ、ほらこんな感じで使うの」と振り回して見せました。
いけない大人ですね(笑)どうせ正しい使い道を説明しても、小学生にはピンとこないだろうし…このくらいの可愛い嘘は良いかな、と。
ロールプレイングゲームで主人公が使う武器としてこんなのを使っているのを見慣れているのか…「鬼滅の刃」の嘴平伊之助(はしびらいのすけ)が使う刃こぼれした愛刀と重ね合わせて見えたのか…「ほえー!」と妙に納得してましたね。
完成はしたが…問題は残された
ベランダになじむよう、ベランダを塗った外壁塗料の余りがあったので、それを表面に三回ぐらい塗りました。合板ですから濡れてふやけて層が剥がれていかない様、念入りに防水仕様に仕立て上げます。
これを外に突出している梁の一部分に付けました。写真撮り忘れたのでこんな位置からの画像になります、すぐに写真撮り直す対処ができなくて(「怒涛の一年だった!…我が家のHousecustom事情」参照)申し訳ありません。
ベランダと同じ色で同化しているためか、竿掛けと認識できなくてよく頭にぶつける…その度にメリッて音がするのが恐いです。でも背の低い妻のためには、これ以上高い場所に取り付けるわけにはいかないし…追々両方が納得できるところに、今後移動することも検討中です。
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