ログハウスの我が家…2つの意味でデッキが生命線であると言えます…いや3つ?
目次
・デッキ玄関…ご近所さんの反応
・「生命線」第一の意味とは?
・二階デッキにはいろんないわくが付きまとった
・しっかりと作られていた第二の意味の「生命線」
デッキ玄関…ご近所さんの反応
ログハウスのイメージって、何となく玄関先にデッキがあって、ログチェアが置かれてパイプをくわえたお爺さんが、ゆらゆら佇んでいるイメージがあるんですよね…新居にも玄関デッキは存在します。もっともこの住宅地においてログチェアに座ってそんな優美な事をしてたら笑いものですけど。
一般的な住宅のコンクリートのポーチとステップではなく、木製のデッキというのはなんとなく浮世離れした感じが漂います、ご近所さんに言わせると「店舗みたいで入りたくなる」だそうです(笑)
本当はもっとお店っぽくなるような、長いデッキにしたかったのを、駐輪スペースを確保するため現在の長さに落ち着きました。
旧宅では家の周りを囲んていたブロック塀が目隠しになっていたのですが、新居では玄関の扉を開けるといきなりご近所さんとバッタリ目が合うなんて事もあります、今後デッキの周りにシンボルツリーや、花壇を作り背の高い庭木を植えるなどして目隠しをする必要があります。
「生命線」第一の意味とは?
さて、ここまで一般住宅ではポーチとステップの代わりに一階玄関に上がるデッキの事を、これが無いと家に入りにくい故に生命線として述べてきましたが、真の生命線となるデッキとは二階に取り付ける「ベランダのデッキ」の事を指します。
本来ならここにはベランダを取り付ける仕様にはなっていませんでした。この「あきつログハウス」の看板となる面にはベランダは無粋です。本音を言うとここにベランダを付けたくはありませんでした。
しかし洗濯物の干し場を確保したいという、やむを得ない理由から付けることにしたのです…無粋ではあるけれども洗濯物を乾かすのに、乾燥機など使わぬ天日干し派の我が家としては、干し場を確保する事は「生命線」というわけ。
二階デッキにはいろんないわくが付きまとった
デッキ自体は何の問題も無く取り付ける事が可能でした、しかし問題になったのはそこに出るための窓。上の画像でお分かりのようにこの形状の窓ではデッキに出入りすることは叶いません、そこでこの窓を上下繋げて欲しいと頼みました。
残念ながら、繋げた形状と同じ高さのドア窓は見つからなかったとの事で、若干高い窓を提案されました。このあきつログハウスの、足並みそろった正方形で構成された窓が気に入っていたものですから、抵抗はありましたね。
それと本来のドア式の窓の開閉を、引き違い式の窓に変更するのはどうか?との案も抵抗がありました。雨上がりに窓を開閉する時にドア式だと水が垂れてくるのではないか、という配慮からの提案だったのですが…
なるほど!と珍しく妻が共感し、是非という事になりました。ドア式の方が絶対かっこいいんだけどなあ…やむを得ず受け入れました。後にこの引き込み窓というか規格外の高さが功を奏する事になります。
完成時にBESSの工事担当者の方に「(隣家が迫っているにしては)思いがけず明るいですね、引き違い窓に変えて窓の高さで明かりを稼げているのが幸いしましたね」との事、妻の見立てに狂いは無かったというわけですね。
しっかり作られていた第二の意味の「生命線」
さて、デッキ自体はこんな感じで、ガッシリとした安定感が魅力に仕上がりました。生命線とは「生き抜くためには、そこを絶対に守らなければならない、大切な所」とあります。この安定感あるデッキは乗っていて安心できる…まさに生命線の上に構築されていると言ったらいささかくどいでしょうか?
これで景色が良ければ、一階デッキでは叶わなかったリクライニングチェアでも置いて、そこに腰を沈めてゆっくりするところなんですが…あいにく隣家がすぐそこに迫っているもので、そんな風情は皆無なのが残念。
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