前回からの続き、はたして完成に至りますか?
目次
・こんなところを!?ケアレスミスに泣く
・人生を振り返り鬱状態?に
・取付調整に悩まされる
・加工技術の限界を知る
・圧着はクランプ+重しで
・ヤスリの性能再確認
・本宅滞在は…時間切れ
こんなところを!?ケアレスミスに泣く
基本ともいえる大切な木枠は完成しました。
もう木枠は出来ているのだから、あとは天板を貼り込んで設置すれば完成でしょ?と思われるのかもしれませんが、そうは事が上手くは進まなかったのですね。とにかく細かな修正に時間を費やしてしまいました‥‥それとケアレスミスに泣かされたのです。
前回の記事の見直し中、画像をよく見てみると気が付いたことがあったのです。組み継ぎの形状を間違えていた!
目立つ正面にあたる木枠の側面、ここは組んだ形跡を残したくなかったのですが、反対側と間違えて掘りぬいてしまっていたのです。もうひと確認していれば‥‥あまりにも初歩的なケアレスミスに涙さえ滲みましたよ。
人生を振り返り鬱状態?に
今回に限った事ではなく、以前からこの手のミスが多い、あんな時こんな時‥‥仕事でもケアレスなミス連発していたなあ。その他仕事以外でも色々なミスをしたシーンが思い出されちょっとした鬱状態に。
このブログのリライトしている時にも、誤字脱字の数々に呆れることがあります。自分はADHD(注意欠如・多動症)ではないだろうか?とさえ思いました。ただケアレスミス程度で収まっているので、大きなミスが無いのだろう考えます。そういった意味では有難いことだと信じたいところ。
そういったわけで、どうしてもこの組み継ぎ跡を隠したかったので、人手間かけて修正する事にしました。一部を切り落とし、あらたに表面をあてがうよう角材を貼りつけます。カンナと仕上げサンダーで表面仕上げをして何とかみられる状態に。
取付調整に悩まされる
一方嬉しいミス‥‥というか嬉しい勘違いも。この木枠に貼り込んでいくべニア板なんですが、各箇所寸法ギリギリにとってあるんですよ。幅を拡張したいけど、割り当て部分に寸法が足りず、諦めていたのですが、実は勘違いで余裕があるのが分かり、幅拡張が叶いました。
すったもんだの工程を経て何とか取り付け寸前段階に至りますが、次には部屋の壁にピッタリ取り付けるため微調整に悩まされました。
まずはこの木枠自体相当大きいので、二階から外の作業場まで往復させるのに一苦労。この家の内装は基本杉材、ご存知のように杉材は柔らかく、移動時に色々なところに当たり傷をつけてしまう事に。
小さな修正は二階でもおこなうのですが、そうすると木屑が部屋の中に散らばってしまいます。半端に掃除しても二度手間三度手間になってしまうという身勝手な理由で、一山超えるまで先延ばしにしていると、ますます部屋中に拡散していき、家人たちにも迷惑をかけてしまいました。
加工技術の限界を知る
木枠の調整が終わり、板の貼り付けです。5.5mmベニヤ板を切り分けます。ほとんど余すことなく使い切れるよう計算しています。
一方の張り出しは板を継いでいるのですが、私の技術では隙間無く貼り込む事が出来ませんでしたね。
これは今後埋めていく事になりますが、どのような方法で埋めていこうか?仕上げ塗りをした時にその部分が目立たないように出来るのか?今もって思案中です。
圧着はクランプ+重しで
今までこの手の張り込みに関しては、ボンドを塗り板を貼り込んだ後、重しを乗せて圧着させていたのですが、この方法だと確実に固定させるのが難しい、ボンドが乾いた後で隙間が開いていたことが多かったのです。それは避けたかったのでこのような方法をとってみました。
まず木枠を置く時に物をかませて床から浮かせました。これにはコミックスを使っています。ここでは4冊ずつ置いていますが、各巻大体同じ厚さなので均等に置くことが出来ました。
そして正面部分には確実に圧着させるためクランプを使いました。このクランプを干渉無く取り付けるため浮かせたわけですね。
ウチにあるクランプを総動員させました。もっとクランプがあればよかったのですが、仕方ないので今までの手法、すなわち重しによる圧着させることに。目立たない部分だから隙間が空いても構いませんし。
ヤスリの性能再確認
正面部分をキレイに整えてやります。電動カンナ・カンナで削ってやりますが、赤丸部分はそれらが届かないので、木工用のヤスリを使ってみました。
思いのほかキレイに表面仕上げが出来たので、今後はヤスリによる加工も積極的に取り入れていこうと思っています。最後に仕上げサンダーをかけて出来上がり。
これを再び二階に持って行き、設置個所に宛がってみましたが、またもや隙間が!木枠でキッチリ微調節したつもりだったんですが‥‥木工はなにかと難しいですね。改めて微調整、しかし一回の修正でピッタリ収まったのでホッとしました。
本宅滞在は…時間切れ
取り付けてみました、本宅に念願の作業机の設置が叶いましたが今回はここまで。
本格運用を目前に、今回本宅帰省でこれに構っている時間が無くなってしまいました。ケアレスミスがなければ完成させられていたのですが‥‥
残りの本宅滞在時間は、本職作業と雑務に追われる事となります。仕上げは次回帰省した時に。板継の溝埋めはもとより、表面にコーティングを兼ねた塗装など。
実家での作業机を使ってみて、表面は何らかの仕上げ処理をしてやる事の大切さを痛感しています。木目を生かしたニス塗りしてやることが部屋の雰囲気にも合うと思っているのですが、ご覧の様にこの作業机はチェストと繋がっており、その色合いと合わせる事も考えなくてはいけません。
難しい課題を残してしまいましたが、来週から実家に戻り、二週間ほどして本宅へ帰って来る12月中半までじっくり考えてやりたいと思っています。
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