サイフを無くす事三回目…防止策を考えてみました。
目次
・無くさないはずのものが無くなる…
・都会の怖さを思い知る
・佐賀人の真面目さに感動する
・どうしても見つけたいサイフ…その理由
・今度こそ…紛失防止対策
・紐付けの穴を新造する
無くさないはずのものが無くなる…
粗忽者の私は物を無くすことが多いのです。年をとってそれが顕著になりました。
手に持っていた物を無意識のうちその辺に置き、それが見つからず探す事しばしば‥‥思いがけないところから見つかったりします。この探す徒労時間のもったいない事といったら!まあこれらは大抵たいした物品ではない事が多いのでまだいいのですが、これが鍵・サイフとなればそうはいきません。
じつはその鍵すらも最近無くしていまして‥‥バイクに乗って買い物に行った時の事です。バイクから降り、キーを抜き、ポケットに入れ、買い物を終えバイクに乗ろうとしたら無い!ポケットというポケットを探したんですけど見つからないのです。
バイクからキーを抜く時「これを無くしたら大変」と意識してポケットにねじ込んだので、本来なら無くなるはずがない、実に不思議です。
結局の4キロの道のりバイクを押して帰りました。ハンドルロックが壊れているので、チェーンロックで施錠していたのが幸いしました、ハンドルロックがかかっていたら押して帰る事さえ出来ませんでしたから。
東京の怖さを思い知る
サイフは過去三回無くしました。最初は新宿の雑踏の中、いつの間にか落としていたんです(スラれた?)警察に紛失届を出していたら見つかったと連絡が。行ってみると、清掃員の方が駅のゴミ箱の中から見つけ、届け出て頂いたとの事。
中身を確認。現金がスッカラカンなのは当然、大手家電メーカーメンバーズカードのポイントまできれいに使われていました、直前に大きな買い物をしたので2万円分ぐらいあったんじゃないかなあ、まさに尻の毛までむしり取られた感じ‥‥東京はつくづく恐ろしいところだと実感しました。
佐賀人の真面目さに感動する
二度目は二年前なのですが、近所まで買い物に行きまして、その後家の中でサイフが見つからない事に気付き、これはさっき買い物した時に落としたんだと結論に至り、警察に紛失届を出したのです。買い物から3時間ほど経っていたのですが、すでに最寄りの交番に届いていました。
状況を聞くと、下校途中の小学生が財布が落ちているのを拾い、親に渡したのだそう、その親から届け出があったのです。確認すると中身はまるっきり落とした時のまんま…佐賀人の真面目さに感動しましたね。
ちなみに警察からは、礼金はいらないとの事だけど、ちゃんと電話でお礼をしておいてくださいと言われ、何度か電話をしたのですが着信拒否。恐らく財布の中を見たのだろうけど、免許証の写真で危なそうなヤツと思われたんじゃないかなあ。その方はシングルマザーらしいので尚更警戒していたんだと思います、もっとイケメンなら電話通じたのかも(笑)
結局拾った小学生二人うち、もう一人の子のパパさんに礼金を渡しました、ちゃんと分配してくれたと思います。
どうしても見つけたいサイフ…その理由
三回目はごく最近、近所の飲食店に行き、その帰り失くしたらしいので、翌日その店に行って聞いてみたのですが無い。
即刻クレジットカードの停止、警察への紛失届けと免許の無効化を届け出しました。このサイフ「とうちゃんはいつも現金をポケットに入れてるから」と娘から送られたサイフでして、無くすのはあまりにも残念‥‥
それから4日後、大掃除をしている時にふと…家の中で見つかりました!ズボンを脱いで手すりに掛けた時、ポケットからずり落ちて、物の影に入り込んでしまっていたようなんです。でもおかしいなあ‥‥そこはちゃんと探したはずなんだけど。
「清水の音羽の滝は尽きるとも、わがサイフの出ぬこと無し」という物探しのおまじないを唱えていたご加護だと信じています。
今度こそ…紛失防止対策
クレジットカードの再発行にともなう引き落とし情報の変更には、労力も使いますがメンタルもやられますよね‥‥こんな事は二度と、いや四度目はゴメンです。きちんと紛失防止策を考えます。
二回目落した時に、これからはちゃんと紐でズボンと繋ぎ、落してかけてもすぐ気付けるようにしよう、と固く誓っていたんですが、それをやらなかったからこのような無様なことになったのだと思います。今回こそはちゃんと実行します。
調べて見ると紛失防止電子タグなるものが売られています。その電波発信機タグをサイフに入れておくと見つからない時、アプリを入れたスマホにその所在を知らせてくれるというもの。
しかし、外で落とした前歴があるのでそうなったら効力はない、それに結構高額。私の様に探し物が一つや二つでは済まないといくつ必要になるのか?金額がいくらになるのか見当もつきません。いつかは購入を検討するとしても、今回はオーソドックスな紐付けをおこなう事にします。
紐付けの穴を新造する
ところが紐を付ける場所がありません。普通ならファスナーのスライダーについている引手に付けたいところですが、この引手が最近外れてしまい、直したもののまた外れる可能性が高いので、ここには安心して付けられない。そこで紐を付けるための穴を新造します。
本体に穴を開け…キリで穴を開けるなんて何年ぶりなんだろ?ドリルで開けたりしたら、ドリル刃が布を巻きこんで散々な目に会いそうなのでね。
ハトメを使って穴の周りを補強する事にしました。本来ならハトメ玉をつぶして固定させる器具も販売しているのですが、今回限りだし、ハトメ玉だけ買ってペンチで留めればいいやと判断。
しかしやってみると穴は大きく開かないし、ハトメ玉の幅はサイフ生地の厚さに比べ短く結構苦労しました。強引にねじこみベンチでつぶして固定したため結構歪んでいます、笑ってやってください。
これをワイヤーとアルミスナップでベルト穴に固定して完了。
しかしこのサイフも随分年季を重ねて角に擦れてしまいましたね…そのうち修理しますか。その記事はまたいずれ…
追記:それから数日…サイフ使用中ワイヤーが外れてしまいました。原因はハトメがぶっ飛んでしまった事。ハトメの奥行きがサイフの生地に対して短すぎたのです。そこでハトメの奥行きの延長を試みました。
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