目次
・我が家の覚悟は耐震費用
・耐震補強工事の方法は業者によって様々…
・セカンドオピニオンに意外な回答
・体験者が思う耐震補強工事業者を選ぶためのポイントとは?
・選んだのは苦難の道だった…
我が家の覚悟は耐震費用
地震対策が遅れ「住みながらにして耐震補強工事がおこなわれる」大変な事態になりました。
中古物件を購入すると決めた時に、一番気になっていたのが「耐震」です。阪神淡路大震災で大地震の恐ろしさを目の当たりにして、地震に対する家屋の耐久性の問題は無視出来ません。
現在の技術による耐震構造住宅なら問題ないのでしょうが、耐震という意識の低かった時代に建てられた一戸建てに、あえて住もうというのですから、なんらかの対処はしなければならない、という覚悟は有ったのです。
覚悟とは主に費用ですが、耐震補強工事というものがどのくらい費用が掛かるかもわかりません。
耐震補強工事の方法は業者によって様々…
移り住むこの家は、一見しっかり見えるものの、昭和56年に改正される新耐震基準以前の建物ですから、それほどの耐震強度は期待できません。
迷っているよりは専門家に相談…引っ越し日よりかなり前から、いろいろな工務店に問い合わせていたのです。でも耐震工事に対する言い分はさまざまなんですよね、迷うこと迷うこと…
検討の結果、ある工務店に工事をお願いしました。その耐震工事の概要はこんな感じです「建物が倒壊する原因は、地震の縦揺れで基礎と土台が外れてしまう事、基礎と土台を金具で繋げてしまえば建物は安全」というもの。
この金具は「ホールダウン金物」と言われるもので、家の周囲6か所を、この金具で柱と基礎を繋げ固定してしまう工法でした。
セカンドオピニオンに意外な回答
当初はこれで安心と思ったものの、横揺れの影響には、全く言及しなかったこの業者がなにか腑に落ちない…そこで医療でいうセカンドオピニオンと言うべき 心の拠り所を求め、知り合いに紹介してもらった建築士の方に意見を聞いてみました。
そこでの答えが「地震の縦揺れて基礎から土台が抜けて倒壊した家は無い」
ショックでした…前業者と全く言い分が違う!さらに説明を聞いてみると、地震で建物が倒壊するのは横揺れで、柱と梁の組み合わせ部分が外れ、家自体の重さに耐えられなくなり倒壊する、そのために柱と梁を金具で固定したり、筋交いで補強したり、耐震壁に置き換えるのが効果的という事でした。
説得力を感じ信用してこちらに工事を依頼、前業者を直前で断ってしまう事態に…
それからが大変でした!工事直前で後業者を選んだために、先の業者との間で揉めました…あまり思い出したくないいざこざが発生したのですが、詳しくは書かないでおきます。
前業者は診断士の資格を持っていなかったのに対して、後業者の方は診断士の資格も持ってることも、選択の決定打になっています。
揉めた事により工事計画がふりだしに戻り、引っ越してくるまでに工事が開始できなかったため、事前に耐震補強工事を完了しておくのが出来なくなってしまったのです。
体験者が思う耐震補強工事業者を選ぶためのポイントとは?
ちなみに申し上げておきますが、「ホールダウン金物」による補強を否定するわけではありません、調べてみると有益な耐震工事の方法でもあるようです。今の新築の住宅は標準工事として、事前にホールダウン金物で補強されています。
しかし現存の中古住宅に耐震耐震補強工事を施す場合において、真っ先に縦揺れが倒壊の原因である、手っ取り早く補強をするためには、ホールダウン金物を設置するべきと、ゴリ押ししてくる業者は注意した方が良いではないでしょうか?
なぜならホールダウン金物は、横揺れ対策の金属製の柱と梁を繋げるぺらっぺらの金物と比べ、見た目がっしりとしていて、それ故に値段が高く、利益率が高いのではないかと思うから。
調べてみると、私がおこなおうとしていたホールダウン金物は、類似品に比べ格段に高価。このメーカーと提携して、しかも簡単な工事で終える事により、高額の利益を得てるんじゃないかと勘繰ってしまいます。
選んだのは苦難の道だった…
これら縦揺れ対策のホールダウン金物と、横揺れ対策の両方を利点を詳しく説明し、耐震診断の結果で建物に合った施行をするのが、賢明な業者なのではないでしょうか?前業者にはそれがありませんでした。
ホールダウン金物を使った縦揺れ対策を蹴り、あえて大規模工事となってしまう、横揺れ対策の耐震補強工事を選んでしまったため、住みながらにして耐震補強工事がおこなわれる大変さを、のちのち思い知る事になります。
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