「ブラッシュアップ」はビジネス用語ですが、身だしなみを整えるという意味もあるそうです。
目次
・相棒バイクは30年目
・結局怖いのは人間
・汚れバイクはミニタリー模型の生きた資料
・何をもって大切にしているとするのか?
・ブラッシュアップは出来る範囲で
バイクは佐賀の実家に置いています。
二重生活が新体制となって、二か月ぶりに実家へ行きました。本職の造形作業は本宅へ移したし、母が生きている間この家はこのまま維持、急ぎ片付けをおこなう必要もなしという事で、実家でやらなければいけない事が少なくなってきました。
相棒バイクは30年目
今回おこなおうとしたのはバイクのブラッシュアップ。このバイクもうすぐ30年目です。すでに2000キロ走っていた中古品を買って今は190000キロを超えています。いろんなところを一緒に走ってくれましたっけ。

もともと野宿キャンプ目的で山へ分け入るために購入しました。野宿キャンプというのもなかなか難しいものです。購入してすぐ勇んで筑波山系の山の中に行った時の事、適地を探していたのですがなかなか見つからない、やっぱり怖いんですよ幽霊とか心霊の類が‥‥少しでも開けた陰の籠らない場所を探すのに一苦労。
結局怖いのは人間
やっと峠の頂上にパラグライダーの離陸台をみつけ、その横にテントを張り人心地付きました。ところが‥‥夜中の0時ぐらいでしょうか、近づいてくる数十台のバイクの爆音。その辺りは地元の暴走族の集会場だったのですね。真夜中なのにどんどん騒がしくなってきて決起集会が始まりました。

「あんなところにテント建ててる奴がいるぜ!!」なんて声も聞こえてきて生きている心地がしません。ナイフを握ってテントの中で構えてましたね、乱入されたらナイフを振り回して抵抗し、山の斜面を転がり落ちて逃げる覚悟でした。幸い何事もなく30分ほどで集会は終わり、再び静けさが訪れました。
結局、心霊や幽霊より人が一番怖いってことですね(笑)
小学生だった娘を後ろに乗せて四国を縦断、佐賀まで走り抜けた時でもキャンプを敢行、さすがにちゃんとしたキャンプ場を事前に予約してそこでテントを張りましたよ。
汚れバイクはミニタリー模型の生きた資料
バイクのブラッシュアップと言っても整備と言えるような専門的な事は出来ません、掃除というか見栄えをよくしてやることぐらいですかね。なぜ急にこんなことを?実はタイヤがすり減り、ひび割れも出始めたので変え時かなと。しかしこの汚れた状態のままバイク屋に持って行くと恥ずかしい‥‥羞恥心が芽生えたわけ。
以前も書きましたが、実は私クルマやバイクをきれいにしておくのは嫌い、汚れに美学があると思っているんですよ。その感覚は少年期にミニタリー模型で培われました。戦車や装甲車の類というのは戦場を駆け巡っていて洗車などしていません。汚れに汚れきっていてもおかしくないものなんですね。模型少年はそれを再現したい。
昔は汚れと言えば「泥はね」一択。キャタピラーやフェンダーには泥色であるダークイエローを塗りつけたりスプレーで拭いたりしていました。
ところが汚れが論理付けされるようになると、経年による劣化「エイジング」雨垂れや日に当たることによる塗料の褪せ「ウェザリング」そのほか塗料の剥がれ「チッピング」油だれ・錆・破損など細分化され、状況を考えながら施していくのがスタンダードになってきたのです。
実際の戦闘に携わった戦車がまじかに見れないモデラーは、資料としてそれに近い汚れを他の物に求めるようになりました。建築重機や野ざらしにされている金属製のタンクなど街中を見回し常に観察眼を光らせているんですね。
我がバイクにはその事細かに分類された汚れのすべてが兼ね備わっている!という事で、そんな貴重な資料たるバイクを、むざむざキレイにしてやる気がどうしても起きなかったのですねえ。
ちなみにミニタリーが好きだからと言って「戦争」に興味があるわけではありません。殺傷兵器としての戦車を知っているからこそそれが戦争に使われるのは解せません、はっきり言います「戦争反対!」「憲法9条守れ!」
何をもって大切にしているとするのか?
最近バイク好きの方に「その汚れ方で大切にしていないのが一目瞭然、それでよく故障しないね」みたいなことを言われたのですが心外でした。なにをもって大切にしている・していないが決まるのでしょう?汚れに対しては先述のような理念があるわけです。
バイクを大切にしていない?否、自分なりに大切にしている自負はあります。バイクと気が通っていない?否、このバイクとは十分に気が通っていると思っています。
ある時佐賀の山の中までツーリングに行った際、山中でエンジンがかからなくなるトラブルが起きましたが、バイクを信じて諦めずにキックし続けました(バッテリーを持たずセルモーターの付いていない機種で、キックスターターをキックするしかスタートさせる方法がない)最後にはかかり、大いに褒めてやりました。
乗り始めて30年目にしてやっとバイクの癖が分かってきた気がします。実家を離れ2か月ぶりにキックスタートしても一発でかかってくれる‥‥これで気か通い合っている(大切にしている)と言わずして何と言うのでしょうか?
ブラッシュアップは出来る範囲で
さて、気を取り直し本題に戻りましてバイクのブラッシュアップですが、この際掃除にとどまらず、いろんなところの見栄えを良くしてやろうと思います。

例えばエンジンまだらに浮いている錆(?)を磨き落としてシルバーを塗るとか。

スポークとホイールを磨き塗料を塗ってコーティングするとかです。意気込んで始めてみたのですが、磨いてからすぐに塗料を塗らないと意味が無いのでは?と思い立ちました。

どうせならホイールも塗り直し、メタルブラックに塗るのも良いのではないか?と思い直し保留。しっかり調べて次回佐賀に行った時には完了させたいと思っています
















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