スター・トレック ヴォイジャーを視聴した者として反省しなければなりません…
目次
・ヴォイジャー視聴率低迷の原因
・クルーに学べ!理不尽の中にも前向き思考
・一般人向け…佐賀生活の魅力
・有明海の恵みを堪能す
・裏技的…佐賀生活の魅力?
ヴォイジャー視聴率低迷の原因
世界的な人気を誇る「スター・トレック」その中に「スター・トレック ヴォイジャー」というシリーズがあります。
これは惑星連邦の宇宙船・USSヴォイジャーが、未知の生命体の力によって、地球から遥か遠方の宇宙域まで飛ばされてしまい、その最新鋭エンジン技術のスピードをもってしても、70年以上の航行時間がかかるという状況に追い込まれたクルーたちの物語です。
シリーズ初の女性艦長や、個性的な乗組員たちという魅力要因があるにもかかわらず、視聴率は低迷、苦戦を強いられていました。その低視聴率の原因として「地球に帰りたい…」とクルー(乗組員)たちが女々しくネガティブだった事があります。
そこでストーリーに路線変更がおこなわれ「どうせなら普通は来れない未知の宇宙域を楽しんでしまえ!」とばかり、クルーたちにポジティブ志向を性格付けした事で、俄然面白くなってきたのです。
スター・トレックの根本的なテーマである「異文化との遭遇」も盛んにおこなわれ、クルーたちも生き生きと活躍し、この作品の魅力が増し、低視聴率から脱却しました。
クルーに学べ!理不尽の中にも前向き思考
つまり何が言いたいのかというと、自分も苦境の状況に置かれながらも、ヴォイジャークルーと同じように、環境の変化や千葉では味わえない佐賀での生活を楽しもうと、考え方を改めたというわけ。なぜスター・トレック ヴォイジャーの熱心な視聴者でありながら、そこに気が付かなかったか‥‥
はっきり言って介護は理不尽の連続、メンタルがやられる事も多く(実際介護ストレス要因の突発性難聴を発症した)早くこの生活を終えたい、家族の待つ千葉に帰りたいと思っていましたが、どうせならこの生活を出来るだけ楽しんでいこうかと‥‥
一般人向け…佐賀生活の魅力
思考の転換のきっかけになったのは、やはり佐賀県の真の魅力に気が付いたからですかね。佐賀県は魅力度ランキング最下位という汚名を背負ってしまいまして、便利さや観光、食を求める方たちにとっては、物足りない部分があるのかもしれません。
しかしそれは偏見で、そんな方たちにも満足して頂けるような魅力ならあります。
都市圏にある施設に引けを取らない大型ショッピングモール。
観光なら佐賀が誇るビッグイベント「佐賀インターナショナルバルーンフェスタ」
食に関して推したいのはラーメンですね。博多ラーメンや久留米ラーメンとはまた違う、サラリと薄めでそれでいて滋味のあるスープ、ヤワ目の中太麺、それに生卵を絡ませて食べる味覚のハーモニー…
しかも都市圏や博多などに比べるとお安い‥‥「るるぶ」「まっぷる」「ことりっぷ」だの観光ムックは、なぜ軒並み佐賀ラーメンの存在を無視する?安価な食べ物には力を入れないのは何故でしょう?
佐賀牛・イカの活け造り・シシリアンライスなど、高級だったりおしゃれな食べ物で、よりお金を落とさせたいと考えているのでしょうか?
有明海の恵みを堪能す
商業施設・観光・食は他に他県にも引けを取らないものがあります、しかし私は佐賀の真の魅力は自然にあると思うのです。クルマやバイクで30分も走れば、海も山も手軽に行けます。しかもそれら自然の恵みの味を堪能できるのが、私のような食い意地のはった人間には何よりの魅力。
私は獲物が掛かるまで気長に待ち続ける、といった釣り人の時間感覚は持ち合わせていませんが、天然鰻とスッポンの捕獲だけは、佐賀に在住している間に何とか叶えたいと思っています。なんと住宅街を流れる川に、スッポンが生息しているんですよ!
そこまで気張らなくても、海の幸は気軽に買えます。これは旬の「竹崎ガニ」要はワタリガニ、味が濃く美味!
こちらもこれからが旬の牡蠣。
産直店で殻ごと袋売りしていて、10個ほども入っておよそ1200円とお安い!アルミホイルを敷いたグリルで焼いて、柑橘果汁とタバスコをかけて食べるのが好み…どちらも佐賀の海の恵みです。
裏技的…佐賀生活の魅力?
次に山の幸ですが、こちら道の駅で売っている、地元で捕れたイノシシのお肉。なかなかワイルドなお味でしたよ。
これらは普通に手に入る一般的な自然の恵みですね、ここからは裏技的自然の恵みです。バイクで山に分け入り、人気のない林道を走り採ってきたのが「アケビ」アケビの親戚「ムベ」・キウイに似た味わいの「サルナシ」
「ムカゴ」ムカゴごはんにすると野趣あふれる味わいがたまりません
今回はそれほど大きくなっていなかったのですが、天然木に生えたキクラゲ。
これらの山の幸を教えてくれたのが、私と同じように親の介護のために佐賀に夫婦で戻ってきた従兄。彼は山・海遊びの名人で、キノコにも精通しています。一緒に採取したのがこれ「タマゴダケ」バター醤油炒めで食べました。
なんだが新鮮な貝の身を食べているような美味しさを感じましたですねえ、今まで味わったことの無い深い味わいでした。これからも山の恵み海の恵みを教えて欲しいものです。
最近、飲み仲間として仲良くしてもらっている友人からもらったのがこちら、採れたての蜂蜜。自給自足志向で今年から養蜂を始めたらしく、初めて絞ったという希少な蜂蜜を頂いてしまいました。
ネオニコチロイドという農薬のせいで、希少種となりつつあるニホンミツバチから採った完全無農薬品。遠心分離機はまだ無いので、ゴム手袋をはめた手での手絞りらしいですよ。非加熱のため鮮烈に花の香がする実に美味しい蜂蜜でした。
これら従兄・友人のおかげで、介護の合間の生活に潤いが持てるようになりました…有難い事に自然一杯の佐賀生活にカスタマイズされつつあります(笑)
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