ブロック塀の上に板塀を作る③

ブロック塀の上に板塀を作るための作業を左右する隣家の解体が始まりました。

目次

・偏見を持っていたわけでは無いが…

・セメントの接着力を舐めていた!

・不安的中!対処策も効果無し…

・ピンコロは必要だったか?

・コンクリートにネジ込み…新たな可能性

・補助材の不安…この一言で救われた

偏見を持っていたわけでは無いが…


ウチの場合解体初日から家の一部が壊されていましたが、隣家は工程が違いました。

下準備として瓦を下ろし、窓ガラスを撤去しと、初日は見た目がほとんど始まる前と変わらなかったのが意外に感じたのです。さぞや丁寧な仕事をされているのかな?と思っていると作業員が全員が外国の方々。

我が家の解体の時には、外国人の作業員はいても、監督は日本人がおこないますからご安心くださいと言われ安心していました…いや、外国人を悪く言うつもりは全然ないです。庭の一部を残したのがちょっと心配だったのです。

私らが愛でている草木も、価値観の違いで取るに足らないものとして、踏みにじられるかもしれませんので、その辺はしっかり注意してもらう様お願いしたものですから。

外国の方でもこのような丁寧な仕事をされるんですね、偏見はいけませんね。お隣の解体作業員の外国の方々は人種も様々でした。そして共通して言えるのは皆フレンドリーだという事、目が合うとニッコリ挨拶してくる。人手不足の現在の我が国において、働いてくれているこれらの方々に感謝です。

我が家との境まで養生シートが迫っているし(シートを隔てたその向こうではガラガラと恐ろしい音と共に解体がおこなわれている)塀に近づいての作業は危険と判断、離れたところで支柱作りに専念することにしました。

セメントの接着力を舐めていた!


前回進めていた基礎の続きですが、コンクリートを下地として流し、位置合わせとしてピンコロを置き放置していたところ…くっついてしまってました!これは慌てましたね。コンクリート同士はこんなに協力に接着するものなんですね。

そして…なんとピンコロと下地のコンクリートごと引き抜けてしまいました!振出しに戻る事に。

金槌で叩いたり、タガネを使ったりして固まった下地部分を取り除きます。その瓦礫は細かく砕いて、次回の下地作りの時のための砂利として再利用します。最初からやり直し…まるまる二日間のロスが出てしまった事になります、これは痛い。

この反省から、支柱をピンコロに取り付けて、下地で流したコンクリートの上に置くとします。我が家に残された、新居建築の際に余った廃材ストックの中に、支柱に出来そうな900×900ミリの角材を見つけましたので、これで4本の支柱にすることにしました。

「クレオトップ」という防虫・防腐材を二度塗りします。乾いたらピンコロに埋め込まれている金具に取り付けました。

不安的中!対処策も効果無し…


しかし…前前記事の不安的中です。この金具一か所だけでは、この重い支柱が支えきれず、グラグラしてしまうんですね。

さてどうしたものか?……閃きました!このグラグラ部分をコンクリートで固めてしまえばいいんです!さっそく木枠を組んで、そこにコンクリートを流し込みました。

枠内の隅々までコンクリートが行きわたらせ気泡を抜くために、叩いたり揺らしたりしてやります。

すると表面が濡れ濡れと…なるほどこれが「液状化現象」か。東日本大震災の時、隣の千葉県・浦安市がこれで被害を被ったものですから、液状化の事は関心を持っておりましたので、妙に納得。

硬化完了…支柱揃い踏み

2日間放置し完全硬化させたつもりでしたが…結果から言うとこの方法あまり成功したとは言えません。支柱の重さによる揺れで、この固定のための追加コンクリート部分が割れて剥がれてしまいました。

完全に剥がれてしまったのは4本のうちの一本でしたが、他のもヒビが入ったりで意味を成しません。先述のピンコロは容易に剥がれなかったのに、今回のはいとも簡単に…上手くいかないもんです。

ピンコロは必要だったか?


最終的にグラグラ状態のまま、砂利を固めた下地の上に支柱付きピンコロを乗せ水平器で位置を合わせ、補助材を筋交いにして固定。

筋交いの反対側は前回作った代用クランプの角の部分を、ストッパーとして使いました。木材表面の摩擦力が滑り止めになり、十分役目を果たしてくれましたよ。

新たな木枠を組んで、ピンコロ丸ごとコンクリートで埋める事にしました。

これってピンコロ必要なかったってこと?地面を掘ってコンクリートを流してそこに支柱を差して固定しても同じ結果が得られたのでは…?

計画も不十分なまま安易に買ってくるものでは無いですね、そんな反省の日々を過ごす間にコンクリートは硬化しました。

本来なら角の部分を落すべきでしたが、雨が降る前にと急いでいたのと、その作業に適した閉所に入るヘラが無かったので割愛しました、折を見てディスクグラインダーでエッジを落としてやりたいと考えています。

コンクリートにネジ込み…新たな可能性


この段階でぐらつきは確認されませんでしたが、念のため金具でブロック塀と繋ぎ、固定をより確実なものにしておきます。L字金具の一方を支柱に、一方をブロックに固定。固定には「フルシダープラグ」という専用具を使います。

これを使うのは初めてでしたが、大して難しい作業では無かったですよ。軽量コンクリートだからなのか、特殊なコンクリート用ドリル刃でなくても簡単に穴が開きましたしね。

コンクリートにネジが打ち込めれば工作の幅が広がりますね、新しい可能性を見出しました。

従来あったネジ穴(赤矢印部分)は支柱部分に掛からないので、新しいネジ穴を開け、ネジ止めしました。かなり厚い金属板でも、細い→太いドリル刃と段階を追うと、比較的簡単に穴を開けられます。今回は10ミリ→30ミリと段階を追い、無理なく穴を開けられました。

補助材の不安…この一言で救われた


さらに支柱の延長部分と言うか、支柱と板塀取付位置までの間を繋ぐための、補助材を取り付けました。これも900×900ミリの角材に合わせたような400×900ミリという長尺の板が廃材にあったので助かります。

一本分足りなかったので、他の幅広板材の幅を詰め、でっち上げています。

画像は幅詰めが間に合わなかったのを後回し、先に三本を仕上げています

この補助材、ブロックの上に置いてあるだけではありますが、ブロックに板塀の重量が、多少とはいえ のしかかってくる事となり、不安があったのです。

しかし…先述の解体作業終了時、工事責任者のインド系の方が終了の挨拶に来られて、ブロックの事に言及され「コノぶろっくトテモジョウブ」と言って頂いた事で不安の払拭ができました。

ブロック塀の上に板塀を作る②

ブロック塀の上に板塀を作る④

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耐震補強工事においても詳しいです

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