長い木枠を組み立てる…室内で木工を

長い木枠を組み立てました…室内木工を再びおこなうとは思ってもいませんでした。

目次

佐賀でも千葉でも雨に泣かされる

福岡空港への道程は水の中…

佐賀ラーメンはもっと主張を!

メインの板塀作業の続きが出来ない

組み立てを室内で…木工木屑にも泣かされる

佐賀でも千葉でも雨に泣かされる


最近の雨の多さには辟易してしまいますね。

実家佐賀では3月としては最高降水量を記録したとか。まだ梅雨ではなく、春のこの時期だからジメジメと蒸す事も無く、不快指数は低くていいのですが、予定の作業が進まないのが困ってしまいます。

前回記事のクルマの塗り替えですが(「自動車の自力塗り替えを水性塗料で」参照)つまるところ雨天が続いたために、本宅へ帰省するギリギリまでかかってしまったわけです。

それでも晴天は続かず、小雨模様が合間に挟まりましたが、強行したので何とか終わらせられました。これが水性塗料じゃ無かったらこうは行かなかったでしょう……

有機溶剤系の塗料なら湿度を極端に嫌うわけですよ、同じ条件下でウレタン系とかシンナー系の塗料で塗っていたら、かぶりと言われる白化現象が起こり、くすんだ色合いになっていたに違いありません。大した降りでは無かったので塗装はなんとか終えたのですが、その後の大雨では大変な目に会いました……

福岡空港への道程は水の中…


佐賀の実家から本宅へ帰省するための道程、家を出るといきなりの大雨。駅まで歩いて30分かかるのですが、全身の70%ぐらい濡れてしまいました。

本格的に濡れる前、途中バス停を通った折、ちょうど目的地行のバスが来たんですよ。しかし雨渋滞でバスが遅れるかもしれない、それだったら濡れても歩いた方が良かろうと判断。しかし道すがらそんなに渋滞もしていなかったので、バスに乗っていたらこれほど濡れずに済んだのかも。

こんな具合に人生の色んな分岐点で、誤った選択しているような気がしてなりません。

そんな濡れネズミのまま高速バス乗車。佐賀バスセンターから福岡・博多の天神バスターミナルまでの道中も物凄い雨の中を走り抜けました。まるで水の中を潜っているようでしたよ、雷は鳴り響くし……

佐賀ラーメンはもっと主張を!


そんな濡れネズミ状態にもかかわらず、せっかくの博多経由ですからラーメン店探索をしないわけにはいきません。今回は有名店「博多だるま」に訪れました。豚骨臭も濃さも本格豚骨でガツンと美味い!

近所にも豚骨臭をプンプン漂わせていました

食べながら思いました。常日頃佐賀ラーメンはマイルドで滋味が深いと言ってはいるのですが、最近それは主張が弱いという事なのでは?と。遠慮がちな佐賀人の県民性だと思うんですけど。この博多だるまのように、これが豚骨ラーメンだ!ともっとゴリ押ししてもいいんじゃないですかね?昔は佐賀ラーメンももっと個性的だったような……

以前東京・四谷に佐賀ラーメンチェーン店が進出してきていたのですが、麺は博多風に極細面に変更してあるし(佐賀ラーメンは中太の柔麺が主)スープも博多・久留米風。もっと佐賀ラーメンに誇りをもって欲しいなと感じたのを思い出しました。

飛行機も強雨のために遅延気味、私が乗る便は45分の遅れで済んだのですが、他の飛行機は2・3時間遅れがザラだったようです。

これも私見なんですけど、私が乗っているLCC(ロー・コスト・キャリア…格安航空)は低額で運行しているため数をこなさなければならない。一本でも欠航すると多額の損失になるが、それを補える大手のような体力がない。そこで大手航空会社が躊躇するところを強行しがちで、欠航や遅延が少ない……そう踏んでいます。

メインの板塀作業の続きが出来ない


千葉の本宅へ帰ってきてからもパッと晴れません、というかほとんど曇天・雨ばかりです。そんなわけで思うように作業が進まないのです……

本来なら板塀作成の続きをメインにおこなう予定でしたが(「板塀を杉材で作る」参照)これこそ雨は大敵なのです。まずホームセンターで板材を購入するところから始めなくてはなりません。購入した板材をホームセンターが貸してくれる2トントラックに積んで、帰るつもりなのですが、雨の中濡らしては運びたくないですよね。

その後の防虫防腐剤を塗る作業、これは先述の湿度に弱い有機溶剤製のを使うのです。白化現象が起こっても物が物ですからそれほどの影響は無いとしても、濡れながらの作業は不具合が多いです。そんなわけで雨に影響を受けない作業も念頭に入れおこなわなければ……

組み立てを室内で…木工木屑にも泣かされる


希少な雨の止み間を狙って、必要な板を引っ張り出し材料の調達をします。この引っ張り出すのは、新築された家を明渡された際、残った建築木材を譲り受けた物で、庭の隅にブルーシートを掛けられ出番を待っている木材。

それを必要に応じ丸ノコで切ったり、電動カンナで削ったりして整え「組み継ぎ」するためにノミで彫り込んでいたところで……ハイ外作業終了、雨が降ってきました。さっきまで晴れ間も出ていたんですがね、なかなか晴天は続いてくれません。

組み継ぎをしています、お見せする程のものではありませんが…

続きは家の中で……以前は頻繁に家の中で木工作業おこなっていて、結構床とかも傷だらけなんですけど(笑)最近では木工工具収納庫が完成し(「外付け物置を木製で作る⑥」参照)外での作業ばかりになっていたのです。組み立てのための木工作業を、再び室内でするとは思いませんでした、室内に木屑が散らばる惨状に。

こちらを木工ボンドで接着、上に本を重ね置き圧着させました。

今回作るのはとにかく長いんです!普通なら邪魔者扱いされるぐらいの長尺もの……室内で高さが足りず画面に収めきれませんでしたので、省略波線を入れています。

幸いにも翌日は晴れ、外で作業再開。脚立を立てその上から全様の画像を撮る事が出来ました。これは何に使うのかというと……布団物干し台(「布団干し台を作ってみた」参照)に渡してセッティングします。

木枠の間に「たて桟」を付けました

その上から布団を……これから夏に向けての日射角度だと地面と平行に近い方が、効率よく干すことが出来ます。一枚の布団を干すのに一般的な方法なら上下裏表・計3回ひっくり返すのですが、これだと1回で済み、なにかと忙しくしている私には大変助かるのです。

今までは普通の棒というか長尺の角材を使っていたのですが、何とも心もとない代物だったので、これからは安定して布団を置けます。こんな長くて邪魔なものを普段どこに置いておくのかというと……

こちらも以前作った「外置き物置」この長尺布団置きの収納個所も考えてあったのです(「外付け物置を木製で作る①」参照)そのために長くて重くサスペンション付き補助輪の付いた扉(「外付け物置を木製で作る④」参照)になってしまいましたが……

今回帰省は、天候の悪条件にもかかわらず幸先が良いですね。この調子で油断せず家の整え作業を進めていくつもりです。

自動車の自力塗り替えを水性塗料で

板塀を杉材で作る・完結編①

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