エアコンの取り外し・費用を安く抑える方法について

エアコン取り外し費用の問題はバカになりません、そこで安く抑えるために行った手段とは!?

目次

・解体に間に合わない!…最終手段発動!!

・ネット時代の恩恵にあやかる

・思いのほか困難…切り離しには失敗した

決断して良かった…潮時だったのを知る

解体に間に合わない!…最終手段発動!!


引っ越しの準備に明け暮れている間、すっかり忘れていましたエアコンの取り外し。

エアコンは構造上、エアコン本体と室外機とに分かれています、エアコン本体はドライバー一つあれば簡単に取り外せます、しかし本体と室外機は冷却ガスやら、ドレーン(水排出ホース)で繋がっています、それが問題を厄介にしているのですね。そのガス管やらホースを外さないと持ち出しが出来ないんですよ。

取り外し時、正しい行程を踏まないと冷却ガスが漏れ、服に付くとボロボロになったり、皮膚に付くと火傷したりする、なんて言われてまして、素人なんかじゃ無理。頭からプロにお願いすることを考えていたんですね。そしてエアコン取り外し業者に、片っ端から電話をかけました。

時期は梅雨の入りはじめ、暑い暑い夏に向け、人々がエアコンの事を考え始める時期です。早くて一ケ月後、それじゃ引っ越しに間に合わないどころか、解体が終わっちゃいます‥‥中には「サイトにメールで問い合わせくださいって書いてあったでしょ?メールが優先なんです!!」なんてよっぽど忙しいのか、感情剥き出しで怒られた事もありましたよ。

このエアコンは昨年購入したばかり、このまま置きざりにして、解体業者さんにスクラップしてもらうしかない…なんて簡単には諦められるものではありません。意を決し、自分で取り外すことにしました、それに何といっても自分でやればタダですし。

ネット時代の恩恵にあやかる


自分でエアコンを取り外す方法を紹介しているYoutube動画を、何度も見て手順を叩き込み、いざ始めてみました。

まずは強制冷却のスイッチを入れるところから始めます。こちらメーカーや機種によって場所が違うので、事前に確認します。我が家のエアコンは「矯正冷房運転ボタン 10秒間押す」と表示してありました。

「グィー…ン」という音と共に冷風が噴出します、外へ出て屋外機の元へ、バルブキャップを外し、剥き出しになった「送り側」のバルブを閉めます。これにより今まで循環していた冷却ガスは新たな配給が止められ、屋外機の中に溜まっていきます。

1分半ほど経って溜まり切ったころあいを見て「受け側」のバルブも閉めるのです、これで冷却ガスの封じ込めは終了。「送り側」のバルブも閉め、バルブキャップを戻して完了。

手早く室内に戻って強制冷却スイッチを切ります。ここを急がないと冷却ガスが無いまま、強制冷却し続けることとなり、故障の原因となります、これでホッと一息。

そして「ガス管」と「電気コード(電源を抜いてからおこないます、感電の恐れがありますので)」を室外機から取り外します。手順さえ押さえておけば難しいものでもない、特に問題も無く出来ましたよ。

思いのほか困難…切り離しには失敗した


しかし、ここからが大変でした。持ち運びのため、ガス管の途中にあるジョイント部分を見つけ外し、途中分断しろとありました(ウレタンとビニールでぐるぐる巻きにしてあるので見た目では分かりにくい)ジョイント部分は感触で見つけだしましたが、動画ではここの取り外しが思いのほか大変との事‥‥なるほど、専用の器具でなくては外せないほど硬く締められていました。

ここで時間を取られているわけにもいかず。このジョイント部分の取り外しは諦め、ガス管・ドレーンは長いまま取り外し、丸めて完了にしました。

決断して良かった…潮時だったのを知る


決断して良かったです…いえ、自分で取り外した事ではありません、これは他に選択肢はありませんでした。ここで言う決断とはこの家の建て直しに対して。

冷却液を室外機に封じ込めてから、ガス管とドレーンを引き抜きます。先述のように途中でジョイント部分は外せなかったったため、この長い長いガス管とドレーンを、エアコン本体ごとズルズルと引き抜くわけですが、その衝撃で壁がご覧の有様です。

中の土壁部分もボロボロですが、外壁も脆くなっていました。これを見て、この家はそろそろ限界にきてたのかなな…?潮時だったかな…?と改めて感じさせられました。


これにて取り外しは万事終了!…あとは新居が完成し、プロの方の取り付け手腕に丸投げすることになります。

引っ越しは自力でおこなった・その準備とコツ

家屋解体その費用は?

関連記事

  1. 外付け物置を木製で作る④

    外付け物置を木製で作る…いよいよサスペンションの全貌が明らかになります、あまり期待しないでください…

  2. 家屋解体の後に注意したいこと

    いよいよ家屋解体の当日です…解体終わった後に注意しておきたい事を記述しておきます。目次…

  3. ブロックの塀には「FITパワー」で対処した

    ブロックの塀…その補助として「FITパワー」というものを使ってみました。目次…

  4. 収納庫の引き戸をキャスターで「半無軌道走」させる!③

    収納庫の引き戸をキャスターで「半無軌道走」させるシリーズいよいよ完結です。目次・…

  5. 住み替え? 建て替え?次世代への橋渡しを考えた

    住み替えか?建て替えか?を決断する事になりました。目次・娘の結婚までもた…

  6. 木造一戸建てログハウスの断熱材は納得がいったか?

    木造一戸建ての断熱材には我が人生の中でのいろんなエピソードがまつわります。目次…

  7. ブロック塀の上に板塀を作る①

    ブロック塀の上に板塀を作ろうとしています‥‥しかしこれがなかなか一筋縄ではいきません。目…

  8. キャスターを使ったステルス台車を作ってみた

    キャスターを使ってステルス台車?を作ってみました。目次・キャスターは日本的住宅事…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

プロフィール

中古民家住宅・新築住宅・中古物件の売却等一戸建て住宅の色々なシーンに携わってきた知識をアウトプットします、いわば「素人目線で一戸建て住宅を語るプロ?」

耐震補強工事においても詳しいです

PAGE TOP