二重生活における負担の軽減を施してみました、名付けて「負担軽減大作戦」
目次
・二重生活の負担を減らしたい
・伯母の世話の負担を軽くするため?
・般若心経は宗教の垣根を超える?
・一年越しの願いが叶った!
・得意の台車を時短で作る
・ノンネジ頭で見た目優しく
二重生活の負担を減らしたい
二重生活の鍵は物事を円滑に運ばせる事だと思います。
生活環境が二つあるということは、家事も二か所分こなさなければいけませんし、しかも佐賀⇔千葉の移動時間は少なくとも8時間ほどかかり、仕事や家事のためにあてられる時間を丸々一日フイにすることになります。とかく時間が足りなくなりがち。
そんな忙しい環境に身を置いている者として、時間を節約し、円滑に運ばせるための手段をいろいろと施してきました。たとえばこれもその一つかもしれません。
伯母の世話の負担を軽くするため?
二重生活のうちの一方、佐賀の実家では母の介護のほかに伯母の面倒も看ています。伯母は特別養護老人ホームに入居しているのですが、もうすぐ99歳という高齢でもあり、不測の事態がいつ訪れてもおかしくありません、実際昨年一昨年と二回も心不全で入院しているのです。
身元引受人は私なのですが、千葉の本宅在住中にもしものことが起こった時、急遽対応できない場合も起こりえるのです。そんな時には施設でとりあえずの対処をしていただけないかと相談していたのですが、こちらでは対処できない。ただ、クリスチャンなら別ですが‥‥との回答を頂いていました。
そう、この施設はキリスト教系の特別養護老人ホームで。もしクリスチャンの入居者であれば、私が不在でもキリスト教の流儀で看送り、その後の流れもキリスト教方式でおこなってくれるらしいのです。またここでの共同墓地に埋葬されると墓参りもしやすい‥‥伯母を改宗させる計画が開始されました。
般若心経は宗教の垣根を超える?
伯母は仏教徒。般若心経を暗記しているぐらいの人ですから、最初はキリスト教に改宗することなどあっさり拒否。折をみて伯母の妹、私にとっては叔母がこれこれこういう事情だから改宗してくれない?と口説き続けました。
その時は納得するのですが、翌日にはそんな約束をした覚えはなか!と忘れてしまっているのです。さて困った‥‥どさくさでクリスチャンになる儀式=洗礼を受けさせていただけませんか?などとお願いするも、施設の園長シスター様に、そんな不誠実なことはできないと返されてしまいました、ただ福音が‥‥
いつも世話をしてくださっているシスターに感化され、キリスト教の教えを受け入れてきている、礼拝にも参加し始めているので、もう少しじっくり様子を見ましょうとおっしゃられました。
一年越しの願いが叶った!
礼拝の際「使徒信条」「主の祈り」のくだりでは、何か唱えないといけないと感じながらも、どうすればいいか分からない、そこでごにょごにょと般若心経を唱えているようですよ、との事(笑)神を信じる気持ちは同じですから、と園長シスター様は暖かい目で見てくださってます、有難いですね。
私も叔母もどうなるかとやきもきしながら様子を見守ってきたわけですが、この度ようやく洗礼の儀式を執りおこなう運びになったのです。
当初は4月20日のキリストの復活祭がいいタイミングだとされていたのですが、私も洗礼の儀式に同席したいというわがままを聞き入れてくださり、5月に入ってからの実施に。洗礼の儀に出席できるなどめったにないおごそかで貴重な体験です。伯母のキリスト教への改宗を見届けました。
計画発案から1年、伯母の面倒を看る精神的負担を少し減らして頂いたわけ、感謝です。重大任務を終え、本宅に帰ってきました。
得意の台車を時短で作る
実家でも本宅でもやらなければいけない事はまだまだ山のようにあって、それらも効率化させ円滑に進めていきたいところ、たとえば日常的におこなっていることとして部屋掃除。
つい最近も妻と話していたのです、ウチは三人とも物持ちなので家が手狭だと。私なりの対策として隙間空間を見つけては収納箇所をDIYしてきたのですが、それでも納まりきれないものが溢れている、それらは床置きされているのですね、そして掃除の邪魔者に‥‥
私が掃除機をかける時には退けられるものはすべて退け、隅々まで清めたいものですから、床置きの荷物は厄介。そこでキャスター付きの台車に乗せてさっさと移動させ、掃除機をかけ終わったら元に戻したいという意図から新しい移動台座を作ることにしました。
今までも掃除のためにという名目で台座は作ってきました。今回はちまちましたものをまとめて移動させるための台車を、しかも忙しいので時短で作ってしまおうという魂胆です。
ノンネジ頭で見た目優しく
ここは以前作った「すのこ棚」なんですが、上にはシャトルシャフや精米機を置けて重宝しているものの、下はちまちましたものが吹き溜まりのように(笑)雑然と置かれています。これらをまとめてしまいましょう。
合板と長尺の板の組み合わせで箱を組ます。普通ならネジ止めですが、今回は重い物を収納するわけでもないのでボンドで接着、木釘(竹ひご)で固定させ、ネジ頭の無骨な見た目を回避させています。私の板を取り付け、キャスターを取り付けて出来上がり。
なんだかプラスチックのが出回る前の木製のレトロ一升瓶ケースみたいですなあ(笑)
このちまちましたものこそ移動が厄介なので、この手間がグンと省けるはず‥‥次回の部屋掃除が楽しみです。
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