今しがた一か月ぶりに佐賀の実家に戻ってきました。
目次
・好条件は最初だけだった
・過重労働の手助けをしたい
・一日の最大の楽しみが前倒し
・1:1の二重生活を2:1へ
・一枚戸軽量化作戦
・二重窓間隔実験
好条件は最初だけだった
今回の本宅滞在中、大きく変わった習慣がありました、それは晩酌を止めたこと。
娘は昨年就職しました。東証プライム市場上場企業でしっかりした会社。事前の研修など好待遇で手厚くおこなわれ、良いところに就職できたと喜んでいたのです。いざ仕事開始、最初こそ定時に仕事が終わり安心しましたが、それはあくまで助走期間だけでした。
一月もたたないうちに残業残業の毎日、なんでも娘が就職した頃、職場から5人が退社や移動で居なくなったとか‥‥人員補給がなされず、残された社員で5人分の穴埋めをしているらしいのです、そりゃ残業もやむなしです。
それに加えてとにかく飲み会が多い!会社の気質からパリピ(パーティ大好きピープル)が多いと聞いてはいたのですが、これほどとは‥‥と思わせる飲み会の数、このご時世パワハラなんじゃないの?とも思うのですが、きっぱり断れるほどの自分をもっていない娘なので、誘われるがままの様子。
過重労働の手助けをしたい
コミュニケーション能力は高いので、重宝がられているのだと思いますが、こうも仕事や飲みで深夜帰宅が続くと親として心配。そこで要望があればクルマで迎えに行くことに決めました。22時ぐらいまでの帰宅は歩きかバスで帰ってくるんですが、それ以降の時間は呼ばれる可能性が高いです。今回の本宅滞在中は9回出動しました。
一日の最大の楽しみが前倒し
さてそうなると困ってしまうのが飲酒問題。1日おきの晩酌が出来なくなってしまいました。それならばと断酒するほど意志が強くはありません(笑)許される状況であれば昼飲みです。23時以降に迎え要請の連絡が入るとして、その10時間前ぐらいに飲み終えていたい、そこで12時に昼食とともに飲酒開始。

普段の晩酌なら、酔いの余韻も楽しいところですが、飲んで酔って、時間が来たら今度は醒ます態勢に入らなくてはならない‥‥なんとも理不尽。10時間経過して、果たして自分は冷めているのか?まだ酔っているんじゃないか?果たして酔うとは何なのか?‥‥この歳で自問自答してしまうなんて、思いもよりませんでした。
1:1の二重生活を2:1へ
大変ではありますが、私は「習慣なんてパッと捨てられる」というスタンスの人間なので、晩酌には未練はありません。むしろ娘の帰りを心配するより、迎えに行って無事を確認した方が安心と考えます。
いわば公認となった昼飲みですが、さすがにちょいと早過ぎ、晩酌時のようには飲めません。本当は16時ぐらいから飲むのがビールも美味しいんですけどね‥‥しかし酒量も控えられて身体に負担は少ないと、ポジティブに考えることにしましょう。
少しでも娘の力になりたいため、本宅滞在の比率を増やすことに。実家でおこなうべき作業をさっさと終わらせて帰ります。滞在期間本宅2に対して実家1といったところでしょうか?
親不孝と思われるかもしれませんが、テレビを見るか寝るしかない母よりも、一日中働いて疲れて帰ってくる妻と娘の面倒をみたいと思うのは、当たり前の夫・父親の情だと思います。幸い良いデイサービスと良いヘルパーさんに巡り合えているので、当面は安心してこの生活を続けていけそうです。
こんな状況なので、腰を据えてじっくりDIY作業も難しかったですね。今回の滞在ではプロジェクターの天井固定と、チェストの組みなおしこそ終えたのですが、さらなる作業をするには短かった‥‥そこで次回以降におこなう予定のある大作の予備作業というか、下準備をいくつかおこなってみました。
大作とは名乗ってますが、成りが大きいだけで、過去作の追加作業なんですけど‥‥
一枚戸軽量化作戦
まずは以前作った「半無軌道走一枚戸収納庫」ですが(「収納庫の引き戸をキャスターで「半無軌道走」させる!①」参照)この戸を動かすのが大変だという女性達からの指摘があったのです。たしかに化粧板を使った戸は重量があり、移動に体力を使うのかもしれません。
割合初期に作ったこの戸は、キャスターの特性がよく分かっておらず、小さな車輪口径のを使ったため、安定走行できているとは言えません。ですから大口径のキャスターに置き換えてやりますが、それ以前にこの戸自身ももっと軽量化するべきではないかと考えていました。

この戸の枠を一部外し、電動カンナで裏面を薄く削ってやったのです。

電動カンナが行き届かないところは、ノミでちまちまと削っていきます。残念ながらこれらの作業を完全には終えることが出来ずじまい。外した枠も付け直していないので、正確な数値は出ていませんが、現状で1キロ軽くすることが出来ました。すべて完了すれば2キロぐらいは軽くできるはず、次回帰省してからもうひと頑張りしてみます。
二重窓間隔実験
次に二階フロア仕切りですが、ハモニカーボ一枚では防音・断熱ともに心もとないものがありまして、二重にしたいと考えています。問題なのがハモニカーボ同士の間隔。二重窓というのは間の空気層の間隔が防音や断熱に重要だと言われています。
一般住宅の二重窓は7センチの間隔を開けるのが望ましいとありますが、そこまでは開けられません。出来る範囲で間隔を開け、薄い空気層とその倍の空気層で効果がどう違うか調べてみることにしました。
発泡スチロールの箱があります、これを真っ二つにぶった切り‥‥それぞれに7ミリとほぼ倍の15ミリの間隔を開けて二枚のハモニカーボを接着、閉じた箱の形状にします、まるで百葉箱。これに熱風を当て温度の上がり具合をみます。
開始温度が11.5度、ガスファンヒーターとの間隔も同一で、3分間温風を当てました。
ハモニカーボ間隔7ミリが20.2度、15ミリが20.9度、思っていたのと反対の結果が出ました。おかしいな?‥‥残念ながらこちらも時間切れ。次回はもっと部屋の状況に近づけて再実験してみることから始めます。
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