木製テラスに階段(ステップ台?)を作ってみました、正規の階段はすでにあるのですが…
目次
・今更ながら日本家屋の利便性に気付く
・ショートカットのために新たな階段が必要
・20kgの砂利とセメントを運ぶ日々…
・4か月後の帰省で待っていた事とは!?
今更ながら日本家屋の利便性に気付く
旧宅は純日本家屋だったので、新宅‥‥しかもログハウスの仕様は新鮮でした。
日本の家屋が全体的にそうなのかは知りませんが、旧宅は「段差が少ない」イメージでしたね。
玄関前の道から履物を脱いで室内に上がるための玄関の段差「上がり框(あがりかまち)」まではほぼ平坦に連なっていました。今でいうところの「バリアフリー」の先駆けといえるのではないでしょうか?
実際もしも車椅子生活になった時、緩やかなスロープさえ取り付ければ出入りは比較的簡単そうだなと感じていました。今時の普通の(バリアフリーを意識していない)家は段差も多くてそうはいかないように思えます。
基礎も今の住宅に比べると低めだと指摘された事がありました。その低さと「布基礎」のため床下には土が剥き出しになっていて、防湿シートも張られていなかったので、床下から湧き上がってくる湿気には年中悩まされていました。さて新しい家はどうなのでしょうか?
旧宅に比べると床上が随分高くなっているようです。防湿シートを埋め込んだ(実際貼り込むさまを確認しました)ベタ基礎なので湿気対策は万全。しかしそのため玄関の位置も地面から高く、テラスの存在が無ければ出入りも困難です。
ショートカットのために新たな階段が必要
その玄関の高さに合わせて必然的に高くなってしまったテラスには一応階段(ステップ台?)が付いてはいますが、これが一個所しかないのですね。以前紹介したアプローチの先の部分。
これは玄関口までたどる正規のルートではあるのですが、この来客を想定した階段だと我々には使いにくいわけですよ。
家人たちは会社や学校に行くのに自転車を使っています、自転車置き場からだと、この正規のルートは遠回りになってしまう…そこで自転車置き場に近い位置に階段を作る必要が出てきましたので懇願され作る事にしました。
材料はこの新築を建てた時に残って置いて行ってくれた廃材。廃材とは言っても全然きれいだし、ホームセンターで同じようなものを求めると2000円以上もしてしまう代物、有難いです。
20㎏の砂利とセメントを運ぶ日々…
下が土なので地盤が弱く不安定のためコンクリートを打つとします。砂利を買ってきて敷き詰め…その上からコンクリートを打ち慣らしました。
この時に車が無かったから、砂利もセメントも自転車で買いに行きましたよ、前後に20㎏ずつの袋を積んで3往復ぐらいしたかな?しんどかった‥‥
硬化を確認し、作業可能と判断したところで、階段を作り始めます。
左右で傾斜があるので横板の形状も違います、ベニヤ板で型紙を作り、形状を入念に計測した上でそれを板に模写し、切り抜きました。
おかげで左右で高低差も無くピッタリ!ぐらつくことなく完成しました。これでテラスへの上下移動が楽になったと思います。これで安心して単身介護に向かう事が出来ました。
4か月後の帰省で待っていた事とは!?
それから4か月後、この新宅に帰ってきた折 家人が言うには、このステップの奥行き幅が狭く、使い勝手が悪いとの事、そこで一枚のステップを2枚に変更することにしました。
取り壊して新しい材料で作り直すなんてもったいない!現存している一枚ステップ板を二枚ステップ板に増やしました。4か月を経て面積が2倍になったわけですね、考えて見ると大変な進化?
前回と同じ手順で、ベニヤで型紙を作り、側面板を作りました。二回目で要領が分かっているので、難なく出来ましたよ。
しかし完成した階段は、4か月経って色あせた部分と色あせない部分とが混在しています。数年経って褪せ具合が同じようになった時、テラスと同じ塗料を塗ってやろうと思っているのですが、この慌ただしい生活環境の中、次なる進化は果たしていつ頃になるのやら?
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