作業机は形状にこだわる①


作業机形状にこだわり…8か月経ちました。

目次

・実は椅子より机が重要だった

・本宅の作業机のために…実家でデータ習得

・広さより奥行きにこだわる?

・再燃・くの字デスクの貼り出しは右?左?

・パソコンの使い勝手も重要課題

・布団が作品をなぎ倒さないために

実は椅子より机が重要だった


私のような物作りを生業にする者にとって、作業机へのこだわりは重要です。

たまに帰省する本宅では、新築我が家の外構の整え・家具類の調度品を作る事に力を入れるあまり、私の作業スペース回りは後回しになっています。

昼は我が家のDIYにかかりきりなのですが、夜や作業が出来ない天候の時などは、少しでも仕事をおこないたいと思っているんです。

作りかけの作品・仕事の道具などは郵送で届き、仕事はいつでも出来る体制にあります。ところがですよ、作業机が整っていないのでどうにも進まない…

作業椅子は20年来連れ添ってくれている「センサーチェア」という人体工学を駆使し、腰の負担の軽減を考えられた最高級椅子で万全のはずなのですが、 やっぱり机。机が整っていないと作業意欲が極端に落ちるみたいなんですね。

本宅の作業机のために…実家でデータ習得


現在はほぼ物置と化している本宅作業スペースですが、いずれここに作業机を整えてやります。

実家の作業机で作業効率があがる形状・配置を検証しつつあります。このデータをいずれ本宅に戻った時に反映させ、完璧版の作業机を作ってやるつもりなのです。

その実家の作業机にこだわり、改良点を報告します。まず作業机で一番こだわるべきところは高さ。

ネットで調べてみると「1971年からオフィスデスクの高さは700ミリがJIS規格の基準になりました。 その後、2011年にJOIFA(日本オフィス家具協会)がオフィスデスクの高さとして720ミリを推奨しました」とありますが、私の机は750ミリと基準よりオーバー気味。

これは私の身長が高く、それに伴い座高も高いから。それと私の仕事は細かい作業が多く、机に置いた製作物に顔を近づけなければならないので(老眼のためでもある)720ミリだと低く、背骨や腰に負担を感じていた体験から割り出したもので、750ミリで申し分ありません。

最初は高いかな?と感じて、かませた角材を外したりと、調節をおこなっていたのですが、かませたまま750ミリで保持することにしました。

広さより奥行きにこだわる?


次のは広さ。広いほど作業しやすいと思われますが、奥行きにこそ考慮の余地ありなのではないかと。旧宅ではいわゆるテーブルサイズの机を使っていましたが、これは奥行きがありすぎるのですね。奥に置かれた物に手が届かない。奥行きはそれほどなくても良いのです。

現在は530ミリ、これくらいがちょうどいいです。その奥に棚を設置しており(赤矢印部分)ここにも楽に手が届く程よさです。

この棚本来は工作材料を置くために作りました(「『くの字デスク』に改造してみた」参照)今は作りかけの作品を一時的に置く棚と化しています。

生来の無精な性格が災いして、作品を机の上に何気に置き、その上から材料や資料などを重ね置きしたりするんですね。すると折角の作品の細かい部分が破損していた‥‥なんて事が何度か起きたので、ここを作品の避難所にしたわけですよ、なんで今までそうしなかったんだろうって思いますね。

この棚ももっと使いやすいように改良してやる予定です。作業机に戻りますが、高さ・奥行きが決定し、あとは形状を考えていきたいと思います。

再燃・くの字デスクの貼り出しは右?左?


現在「くの字」になっているのですが、現在の右側が張り出した形状は、私にはあまり意味をなさないと感じているんです。

これも以前の記事中で考察しました。一般的に右利きの人は左側の張り出しが、左利きの人には右側の張り出しがいいとされています。左利きの私に、右側の貼り出しは理に適っているはずなのですが、これはあくまで人それぞれ、作業の内容によってどちらが適切かは、個人の判断にゆだねられるみたいです。

8か月間使ってみて、左利きにもかかわらず、左側の張り出しが都合良いのではないか?と感じていたところ。

私の場合、張り出しには道具類を置いておきたいです、左手で道具を取る時、わざわざ右側の張り出しまで手を伸ばさなくても、すぐに手が届く左側に道具を置いておく張り出しがあった方が、都合がいいもので。

パソコンの使い勝手も重要課題


そこで左側を張り出し仕様の机にしたいところなんですが、右側の張り出しを左に移動しました、ハイ終了!では済まないのです。それはパソコンスペースとの行き来がしずらくなるから。大半の現代人の例にもれず、私にとってもパソコンは必需品。

資料画像の検索や、作業中の音楽を再生してくれるので、しょっちゅう行き来して画面に目を通すのですが、作業スペースとパソコンスペースとの動線に張り出しがあっては困ります。

身体の向きを45度右に回転させれば難なく解決です。パソコンスペースが背面に位置する事になりますが、多少の不便には目をつぶりましょう…と、そうは簡単に事が運びません。

現在の張り出し部分を、メインの作業個所に据えるとなると、全体的に狭いのです。横幅も短ければ奥行きも短い‥‥先程満足と言った現作業スペースの奥行きが13センチも縮まる、ちょっと手狭感があります。そこで作業机と張り出し部分の机を、入れ替えてやる事にしました。

布団が作品をなぎ倒さないために…


よくもまあ次から次へと思われるでしょうが、さらなる問題も。作業スペースの長さが部屋の幅の大半を占める事となり、机の奥のベランダに行き辛くなります。ベランダは洗濯物干し屋の他、布団を干しているのですが、この布団を持ったままの移動がしづらくなると困るのです。

無理くり通ろうとすると、布団が机の上の作品をなぎ倒してしまう事になりかねません。まずは通り道を確保する事から始めるとしましょう。

ここは元々納戸で、現役引退したタンス類が押し込まれ、それが部屋を狭くしているのです。

今回このタンスを移動します

これを移動させますが、一人で外に出すのは困難…そこで合板とキャスターで簡易に台車を作りました、これをタンスの片側を持ち上げ滑り込ませます。

もう片側にも一台、これで一人でも軽々移動できるようになりました。目的位置まで移動した後、一台づつ抜いてやれば完了。

この台車に使ったキャスターは、このためだけにわざわざ購入したりしていません。実は現在使っている作業椅子に使っている物を一時的に外し、使いまわしてやりました。

もう一つの台車のキャスターは、以前この椅子に使っていたもの(「中古物件の査定・業者のチェックが怖くなってきた」参照)車輪が小さいため、動きに安定感が無く没になったキャスターを再利用‥‥あれ?4つあるはずなのに一つ足りない!どこかに仕舞って行方不明のようです。

そこで道具箱の中から、サイズは違いではありますが、なんとかキャスターを探し出しました。サイズが小さいので、他の3つと高さが合いません、そこで脚下駄を履かせ高さを揃える事に。

困難の連続でしたが、まずはなんとか無事にタンスを移動させる事が出来ました。

ブロック塀の上に板塀を作る④

作業机は形状にこだわる②

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中古民家住宅・新築住宅・中古物件の売却等一戸建て住宅の色々なシーンに携わってきた知識をアウトプットします、いわば「素人目線で一戸建て住宅を語るプロ?」

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