仮住まい・用意しておくと便利なもの

仮住まいの生活が始まりました、用意しておくと便利な物の提案です。

目次

・仮住まいは一階にこだわった…その訳とは

・重量教の荷物を下ろす、裏技テクニック紹介

・消去法の末…多少の不便を我慢して近場に決める

・これは便利!簡単に作れて効果絶大

仮住まいは一階にこだわった…その訳とは


家屋解体が始まり仮住まいの生活に移行しました。8か月間ほどではありますが、大事な生活の場ですのでそれなりにこだわりましたよ。どうしても外せない条件はまず「一階」であること。

自力で引っ越しするわけですから、冷蔵庫・洗濯機などの重い荷物も自力で運びこみ、部屋に入れなくてはいけません。引っ越しのプロならば二階に運び上げるテクニックがあると思われますが、素人が行うにはテクニックも人員も足りません、やはり一階でないと無理でしょう。

重量教の荷物を下ろす、裏技テクニック紹介


蛇足になりますが、妻の実家を片付けたことがありました。この時に2階リビングにあった冷蔵庫をどうやって下ろそうかという問題に直面しました。よく「格安で荷物を整理します」という廃品業者のチラシが投函されていますが、軽トラ一台分の廃品15000円で引き取りというキャッチフレーズに惹かれ、この問題も含め相談してみることにしました

ああいった業者は、パソコンなど電子機器を主とした、リサイクルできる廃品が目当てなんですね、妻の実家のようなリサイクルが出来ない廃品は有料でしか持って行ってくれないわけですよ。結局軽トラ一台分の荷物の引き取りの見積もり額が80000円!その時に冷蔵庫と洗濯機を運んでもらえるかと聞いてみたら、家電リサイクル料金の他に、二階から冷蔵庫を下ろす特殊料金と合わせて3万円近くの追加料金の見積もりが出ました。

難色を示すと、二階から冷蔵庫を下ろすのはプロでないと無理と強気です、結果断念。見積もりだけで帰ってもらいましたが「鳴かぬなら鳴かせてみせようホトトギス」の豊臣秀吉ばりに、下ろせぬなら下ろして見せよう…と負けん気に火が着きました。

そこでこんな手順で下ろすことを考えました。

本来はどのような目的で使う金具か分かりませんが、上の図においてロープを通すためのリングに使えそうなので買っておきました。

ところでこのロープを通すリングはどのように取り付けているのでしょうか?壁に取り付けてなくてはいけないのですが、手放すとはいえ、このままの状態で売れる可能性を秘めた家、なるべく取付のねじ穴とか残したくなかったのです、そこでこういうアイディアを思いつきました。

ドアを外し、蝶番で隠れている個所にリングを取り付けました、こうすると再度ドアを取り付けてしまうとネジ穴が隠れます、ちょうどいいところにドアがあって助かりました。そして図のように左右の補助者(妻のと妻の弟)の三人がかりでゆっくりゆっくり下ろしていきましたよ…ミッションコンプリート!!レンタカー代金をどれだけ上乗せすればいいかは分かりませんが、おそらく業者による見積もりの半分以下で処理することが出来たと思います(妻の弟への礼も含めてです 笑)

消去法の末…多少の不便を我慢して近場に決める


蛇足が長くなってしまいましたが、この時いくらうまくいったとはいえ、この手間を後二回繰り返したくはないです、下ろすのならともかく、この重い冷蔵庫を上げるのはそれこそ素人には無理でしょう。その苦労を考えると仮住まいは絶対一階だったのです。

不動産屋には一応いろいろな物件を案内されました。まずは一軒家を内覧します…ここは広くて荷物も置けそうでいいのですが、古いし間取りに使いにくさを感じます、決定的なのはエアコンが付いていないこと。エアコンは自分で取り付けることになっていたのですが、数か月後には出て行かなくてはいけないのに、わざわざ業者さんにお願いし大枚出して取り付けるでしょうか?結局ここは論外としました。

結局決めたのは我が家から一番近いアパートでした。東側と西側に窓があり、南には壁しかない部屋です。しかも2DKと狭い…しかし荷物の置き場はご近所さんの好意で空き家を貸して頂けることにしていて、最小限の荷物の持ち込みで済むことになっています、家族同士仲が良いため肩を寄せ合って暮らすということでことでなんとかなりそうです、問題は陽当たり…

私は洗濯物はベランダで欲し、天気のいい日には極力布団を干したいので南向きに窓(そしてベランダ)が無いのは大きな痛手でした。しかし、東向きの窓による短い陽当たり時間を有効に活用する手段を考案してみました。

これは便利!簡単に作れて効果絶大


「衣桁(いこう)」という日本独特の生活用品があります。これは本来着物をかけておくものなので、一般家庭では見かけないものです。我が家は妻の実家に残されていた衣桁があったので、これを使わせて頂きました。

仮住まいはなにかと不便が多いです、その最もたるのは衣類をつるしておく場所が無いこと。2020年4月1日から「民法の一部を改正する法律」が施行され、通常損耗や経年変化については原状回復義務を負わないことが明記されました、しかし画鋲痕などは極力残さないで出ていくことが望ましいです、そこでこの衣桁が活躍するんですね。

洗濯物の室内干しをする時、この衣桁を立て衣類を掛けるスペースを増やすことが出来ます。くの時に立てた間に木材を渡せば衣類を掛けるスペースをさらに増やすこともできます。

そして…

このようにベランダの柵にたたんだ衣桁を置くことによって、短い間でも効率よく布団を干すことが出来るのです。

この衣桁、簡単なつくりなのでわざわざ買うまでもなく、自分で出来ます。大きな木枠を作って蝶番で繋げるイメージです。これを用意しておくと仮住まい生活の不自由が緩和されますよ、自信を持ってお勧めします。

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中古民家住宅・新築住宅・中古物件の売却等一戸建て住宅の色々なシーンに携わってきた知識をアウトプットします、いわば「素人目線で一戸建て住宅を語るプロ?」

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