台所カウンター用水栓はニコイチデカスタマイズ・台形キッチンカウンター④


台所カウンター用水栓はニコイチでカスタマイズしています「ニコイチデカスタマイズ」その意味とは…?

目次

・改めて確認しておきたい排水トラップの役目

・簡単に出来た!排水トラップを取り付け

・「ニコイチデカスタマイズ」の意味とは?

・手ごわかった!水道栓の取り付け

・心配された父との共同作業の結末は…?

改めて確認しておきたい排水トラップの役目


排水トラップはご存知の方も多いでしょうが一応説明しておきますね。

排水の流れの一部にS字に近いカーブを設ける事によって、常にそこに水が溜まり害虫・ネズミや臭気の侵入を防ぐといった構造を持つパーツです、いわば「水バリアー」とでもいったものでしょうか?

ウチはこの排水トラップ無しでの生活は考えられません。

この地域は下水道が完備されておらず、排水口と臭いの元である「浄化槽」がすぐ近くの地下にあるのです。排水トラップが無いと浄化槽の臭いが強烈に排水口から上がってくる事となります。

ちなみに風呂場の排水口は引っ越してきてから私が取り付けました、それまではトラップが付いていなかったわけで、先住人はどうなさってたのでしょう?さぞや臭いに苦しめられたと思います。

簡単に出来た!排水トラップを取り付け


シンクが取り付けられたら排水トラップを取り付けます。預けておいた排水トラップ……特注シンクを取りに行く際に忘れず持って帰ってきてますよ。

排水トラップを取りくける穴はピッタリサイズで、たやすく取り付けることが出来ました。

図でも説明してありますが、パッキンを挟んで本体とナットを取り付けます。その後に本体には「防臭わん」を本体下には排水ホースを取り付け、床の排水口と結びつけます。

正式名称が判らなかったので『!』と示してある箇所ですが、もし選択の余地があるのでしたら、ここは本体から脱着できるものが良いです、ここを取り外せる事により、掃除が格段にラクになります。

「ニコイチデカスタマイズ」の意味とは?


シンクの排水口が快適に取り付けられたのに対して、これから語る水栓の取付は困難を極めました。

まず水栓本体ですが、水栓の形状がウチのシンクの使い勝手に合うものがありませんでした。あるにはあるのですが今時キッチンのおしゃれな物は高価で予算超過になってしまいます。

そこでホームセンターにおいてあるごく普通の水道栓の本体が理想的な物、スパウトが理想的なのを二つ購入してきて、それぞれの欲しい部分(赤線で囲った箇所)を合体させカスタマイズしています。

これが「ニコイチデカスタマイズ」の意味でした。2つ購入にもかかわらず、おしゃれで高価な水道栓より安価で収まりましたよ。

手ごわかった!水道栓の取り付け


問題はここからなのです。木製カウンター水栓取り付け部分には大小二つの口径の穴を開けます(図参照)これは道具(ドリル刃)があれば問題無く出来ます、そこにまず水栓本体をナットで取り付けます、ここまでは良かったんですよ。

フレキシブル水道管を取り付けるための大きい方の穴の口径にはスパナが入らず、フレキシブル管のナット部分の接合が難しかった!また間に挟むパッキンの寸法が合っていなかったためか、いつまでも水漏れが止まらず、最後にはコーキングテープで何とか処理したといった具合です。

水回りにおける処置は結構やっかいです、出来るならここは専門業者にお願いしてた方がストレスも溜まらなかったのではないかと思っています。

ハンドルはレバー式に代えました。私は料理が好きなのでこだわりました、直接ハンドルを触らず、手首などで操作できるレバー式は衛生面からも助かりますね。

最も今では全く触ることなく操作できる感知センサー付きの水栓が人気らしいですよ、コロナ禍の影響とか。

こちらほぼ完成状態です。

ちなみに普通に売られているがガスコンロは置いてません。料理が好きな私は業務用のハイカロリーバーナー(6500cal)また釜でご飯を炊くための竈付きコンロなどを置くのにこだわりました。

このハイカロリーバーナー、新婚当時のどさくさに紛れて購入した物(笑)火力にこだわりたい私は東京台東区・合羽橋の調理道具街にて専門店に買いに行きました。

買って帰る途中、あまりの重さに落としてしまい、本体にひびが入ってしまったのですが、これを購入した販売店に相談したところ、製造元に送り鋳造技術を持って溶接、直してもらったといういわくつきの物なのです。

旧宅に移るにあたって、ガスの口径が合わず京葉ガスと相談、普通の都市ガス13A以上の接続口径20Aを併設してもらいました。

心配された父との共同作業の結末は…?


作業半ばで父は帰ってしまったので、最後の方は自力の作業になりました。どうなる事かと思われた共同作業は結果上手くいったと思います。助けられたのはもちろんの事、卓越した技を見せられて感心することしきりでしたしね。懸念された衝突は途中から消えてなくなりました。

残念ながら完成直前で戻る事になった父に、新設カウンターで調理した料理での労いはできませんでしたが、近所の寿司屋での夕食と、居間の卓上コンロでの串揚げをご馳走するのは叶いました。

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